食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03111480149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、一般向け食品(サプリメントを含む)及び特定の栄養補助のための食品に栄養目的で添加する鉄の供給源としてのEDTA鉄ナトリウムの使用に関する科学的意見書(2009年11月26日採択)を公表 |
資料日付 | 2010年1月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月18日、一般向け食品(サプリメントを含む)及び特定の栄養補助のための食品(PARNUT)に栄養目的で添加する鉄の供給源としてのEDTA(エチレンジアミン四酢酸)鉄ナトリウムの使用に関する科学的意見書(2009年11月26日採択)を公表した。 EDTA鉄ナトリウム由来の鉄は、ほかのミネラル源由来の鉄より生物学的利用能が2~3倍高い。PARNUTS(訳注:foods for particular nutritional purposes、特定栄養補助食品)及びサプリメント中のEDTA鉄ナトリウムは、22.3 mg/日(小児)及び11.1 mg/日(成人)までの鉄を供給する。 添加食品において、申請された用量による鉄の追加摂取量は、平均で2.2 mg/日(小児)及び4.8 mg/日(男性成人)、95パーセンタイル値で4.8 mg/日(小児) 及び 11.3mg/日(男性成人)になる。申請された添加量におけるEDTAへの複合暴露量は、平均で8.6 mg/kg体重/日(小児)及び4.2 mg/kg 体重/日(成人)、95パーセンタイル値で9.5 mg/kg体重/日(小児)及び4.8 mg/kg体重/日(成人)になる。 当該パネルは、ラット90日間試験から、EDTA鉄ナトリウム250 mg/kg体重/日の無毒性量(NOAEL)を設定した。当該パネルは、利用可能な知見から、食品に栄養目的で添加する鉄の供給源としてのEDTA鉄ナトリウムの遺伝毒性に関する安全性に懸念はないと考える。慢性毒性試験又は発がん性試験のいずれも提出されていない。しかし、他のエチレンジアミン四酢酸(EDTA)塩類の関連する試験から、EDTA鉄ナトリウムは発がん性に関する懸念を引き起こさないと当該パネルは結論づける。 EDTAの発がん性の可能性に関する懸念はない。EDTAの一日摂取許容量(ADI)は設定されていない。しかし、EDTAカルシウム二ナトリウムに設定されたADIの2.5mg/kg 体重/日から、EDTAについて1.9mg /kg体重/日の値を算出することができる。サプリメント、PARNUTS及び添加食品中の鉄の供給源として申請された用量のEDTA鉄ナトリウムは、EDTAへの暴露量が1.9mg /kg体重/日を超えない限りおいて、安全性に懸念はないと当該パネルは結論づける。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1414.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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