食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03111150149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、認可されたTSE迅速検査法の分析感度―2つの迅速検査法の評価のための新しいデータに関する科学的意見書を公表
資料日付 2010年4月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月29日、認可されたTSE(伝達性海綿状脳症)迅速検査法の分析感度―2つの迅速検査法の評価のための新しいデータに関する科学的意見書(2010年4月22日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 認可されたTSE(伝達性海綿状脳症)迅速検査法の分析感度に関するEFSAの先般の科学的意見書は、TSE共同委託研究所(CRL)によって行われた分析感度の比較実験において、2つの迅速検査法(PrionicsR-Check LIA法及びPrionicsR-Check PrioSTRIP(イムノクロマト)法)に分析感度の解釈を妨げる未解明かつ未解決の特異性の問題があったと結論づけた。このため当該意見書は、この2つの検査法をCRLの監督下における適切な実験によって再評価することが望ましいと勧告した。本意見書は、牛のBSE検体を用いて上記2つの迅速検査法の分析感度を再評価するために行われた新しい試験(「再評価試験」)の科学的評価を提示する。
2. 以下2点が結論づけられた。(1)当該新試験で用いられた実験デザインは科学的に信頼できるもので、かつ、最初のCRL試験で用いられた実験デザインと同等とみなすことができる。(2)迅速TSE死後検査法を評価するためのEFSAの現行の実施要綱に規定されているように、2つの検査法は、最初のCRL試験で確認された最も感度の高い検査法と比較し、感度の低さが最大100倍の範囲内で(within a maximal 2 log10 inferiority range)実施された。さらに、最初のCRL試験において2つの迅速検査法で観察された陰性の対照検体に対する初期の反応が起きた正確な原因に関しては、当該再評価試験が特異性の問題の原因を解明するためにデザインされたものではないので、未確認のままであると結論づけられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1591.pdf
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