食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03111080294
タイトル WHO、AI - 各国の最新状況(5月6日付け)を公表
資料日付 2010年5月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは、鳥インフルエンザ(AI)に関する最新情報を公表し、併せてWHOが報告を受けたH5N1亜型ウイルスのヒトの感染確定症例一覧表を更新した。
1. インドネシアの状況 (5月6日付け)
http://www.who.int/csr/don/2010_05_06/en/index.html
 インドネシア保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザ(AI)ウイルスのヒト感染確定症例を新たに2件報告した。1番目の患者は、東ジャワ州マラン(Malang)市に在住する45才の女性で、2月22日に発症したが、その後回復し、現在は健康な状況にある。同人は、発症前の4日間に死んだ鶏を処理した。2番目の症例は、スマトラ島リアウ(Riau)州プカンバル(Pekanbaru)市の4才の女児で、4月19日に発症し、22日に病院に収容されたが、28日に死亡した。現在、感染源についての調査が行われている。いずれの症例も研究所の検査でH5N1亜型ウイルスの感染が確認された。
 同国におけるAI感染確定症例の累計は、165件に上り、そのうち136人が死亡している。
2. カンボジアの状況 (5月4日付け)
http://www.who.int/csr/don/2010_05_04/en/index.html
 カンボジア保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザ(AI)ウイルス感染確定症例を新たに1件報告した。患者は、プレイベン (Prey Veng)州の27才になる男性で、4月13日に発症し、16日に病院に収容されたが、翌17日に死亡した。H5N1亜型ウイルスは同国内でパストゥール研究所の国立インフルエンザ・センターにより確認された。この患者は、発症の7日前に病気の家きんを処理、摂取したとされる。
 同国では、2005年以降10件のAI確定症例が報告されており、そのうち8人が死亡している。
3. ベトナムの状況 (4月21日付け第11報)
http://www.who.int/csr/don/2010_04_21/en/index.html
 ベトナム保健省は、H5N1亜型AIウイルス感染確定症例を新たに2件、それぞれ4月6日と9日に報告した。これらの症例は、国立衛生・疫学研究所で確認された。1件目は、バクカン(Bac Kan)省に在住する22才の男性で、3月28日に発症し、重体なために国立熱帯病病院に搬送された。初期の疫学調査によると、患者の住宅及びその周辺地域で病気或いは死んだ家きんが見つかっている。
 2例目は、同じバクカン省の2才になる女児で、4月2日に発症した。4月4日にチョモイ地区病院に搬送され手当てを受けている。現在の状況は安定している。調査によると、患者の自宅及び周辺地域で病気または死んだ家きんが見つかっている。また、患者の家族は、病気の家きんを摂食するために処理したとされる。
 これら2症例の間には、ヒトからヒトへの感染を示す疫学的関連はない。
 同国におけるAI感染症例の累計は119人となり、そのうち59人が死亡している。
4. ヒトの感染症例累計一覧表 (括弧内は死亡者数)
アゼルバイジャン: 8人 (5)
バングラデシュ: 1人 (0)
カンボジア: 10人 (8)
中国: 38人 (25)
ジブチ: 1人 (0)
エジプト: 109人 (34)
インドネシア: 165人 (136)
イラク: 3人 (2)
ラオス: 2人 (2)
ミャンマー: 1人 (0)
ナイジェリア: 1人 (1)
パキスタン: 3人 (1)
タイ: 25人 (17)
トルコ: 12人 (4)
ベトナム: 119人 (59)
合計: 感染者 498人 (死亡者: 294)
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機構(WHO)
URL http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2010_05_06/en/index.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。