食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03110940149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、2004年~2007年のEU域内における動物及び食品由来の人獣共通病原菌及び指標細菌の薬剤耐性に関する概要報告書を公表 |
資料日付 | 2010年4月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月27日、2004年~2007年のEU域内における動物及び食品由来の人獣共通病原菌及び指標細菌の薬剤耐性に関する概要報告書(2010年2月28日付け、295ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 人獣共通感染症は、人と動物の間に伝播し得る感染症である。抗菌剤に耐性である人獣共通病原菌は、ヒトの感染症の効果的な治療を危険にさらす可能性があるため、特に懸念されることである。2004年~2007年の動物及び食品由来の人獣共通病原菌の薬剤耐性の発生に関する情報をEU加盟26ヶ国及びその他の2ヶ国が欧州委員会(EC)及びEFSAに提出した。家きん、豚、牛、並びに、食肉から分離したサルモネラ属菌、カンピロバクター、指標大腸菌、指標腸球菌の各分離株について、薬剤耐性に関する定量的データ及び定性的データが報告された。 2. 耐性を定義する疫学的カットオフ値を用いて、定量的データを解析した。検査した分離株に共通して、薬剤耐性が検出された。一部の抗菌剤については、耐性の発生に加盟国間で大きな差異が観察された。加盟国レベルでは、ほとんどの場合、薬剤耐性の発生状況は時間とともに比較的一定を保ったまま推移した。一部の加盟国は、家きんから分離したサルモネラ属菌、並びに、家きん、豚、牛及び食肉から分離したカンピロバクターにおいてフルオロキノロン耐性の高い発生率を報告した。フルオロキノロン系抗菌剤はヒト用医薬品の中で非常に重要な抗菌剤として位置づけられているため、上記の報告内容は懸念される。また、一部の加盟国は、いずれもヒト用医薬品の中で非常に重要な抗菌剤類である第3世代セファロスポリン系抗菌剤及び第3世代マクロライド系抗菌剤に対する耐性についても報告した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1309.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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