食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03110930149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、採卵鶏のサルモネラ保菌率の新しい低減目標値設定による公衆衛生上の影響の定量的推定に関する科学的意見書を公表
資料日付 2010年4月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月21日、採卵鶏のサルモネラ保菌率の新しい低減目標値設定による公衆衛生上の影響の定量的推定に関する科学的意見書(2010年3月11日採択)を公表した。
 採卵鶏のサルモネラ属菌感染による公衆衛生上のリスクは、4つの感染経路(内部汚染された食用卵、外部汚染された食用卵、卵製品並びに廃鶏由来肉)を経由しての暴露に関連付けることができる。卵に関しては、Salmonella Enteritidisが最もヒトの感染に頻繁に関与しており、卵由来の暴露は当該血清型に内部汚染しているものの方が外部汚染卵への暴露よりも公衆衛生上の重要性が高い。
 加盟国2国の現場データを用いた数学的モデルでは、群のS.Enteritidis保菌率調査のシナリオと生産される汚染卵の数に比例関係が示された。しかし、感染群で生産された汚染卵の数、及び、卵に起因するヒトのサルモネラ症例の真の値に関するデータ不足のため、群保菌率を調査するシナリオから出された絶対的な公衆衛生影響は極めて不確実である。
 公衆衛生上の利益は、サルモネラの群保菌率の低減が得られた時と同様に、より精度の高いサンプリング基準に基づいた規制の実施によって到達されることが示唆された。EUサルモネラ抑制プログラムでの陽性群由来の卵を、熱処理を条件としている卵製品の製造に転用することは健康リスクの増加につながるかもしれない。なぜならば卵製品の熱処理がサルモネラ汚染の絶対的な予防策とは考えられないからである。廃鶏由来の生肉は肉用鶏由来の肉に比べ、特にサルモネラ陽性群由来の場合サルモネラ保菌率が高い。
 ヒトのサルモネラ症の未確認症例数及び過小報告症例数の定量化は、サルモネラ属菌の群での動態に関する知見の進歩、また飼育場の条件下でのサルモネラ汚染卵の生産に関する収穫データの改善がなされることで、今後の定量的推定の精度の向上に寄与することになろう。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(微生物) No.10/2010 (2010.05.07) P.9
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201010m.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1546.pdf

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