食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03110790149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、2008年の加盟国における動物由来食品中の残留動物用医薬品及びその他の物質のモニタリング結果に関する報告書を公表
資料日付 2010年4月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月19日、2008年の加盟国における動物由来食品中の残留動物用医薬品及びその他の物質のモニタリング結果に関する報告書(2009年12月18日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 規則EC 178/2002第31条の枠組みで、欧州委員会(EC)は、EU域内における動物由来食品中の残留物モニタリング結果に関する年刊の科学的報告書の作成にEFSAの協力を求めた。本報告書は、2008年の加盟27ヶ国における利用可能なモニタリングデータを要約したものである。
2. 指令96/23/ECに基づき、2008年にECに報告された検体は総計752
,902 (標的検体707
,058、疑わしい検体45
,844)にのぼった。標的検体707
,058のうちに1
,923(0.27%)が不適合であった。標的サンプリング(各物質群ごとに分析された検体)における不適合を物質別に分類すると、汚染物質(0.87%)、その他の動物用医薬品(訳注:駆虫剤や抗コクシジウム剤など)(0.42%)、抗菌性物質(0.29%)、ホルモン類(0.26%)、禁止物質(0.07%)及びβ‐アゴニスト類(0.005%)であった。牛、豚、めん羊及び山羊、馬、並びに、家きんにおける不適合をまとめた総数を物質群ごとに分類すると、抗菌性物質46% > ホルモン類19 % > その他の動物用医薬品18%> 汚染物質14% > 禁止物質2.3%>β‐アゴニスト類0.1%であった。
3. 規制対象の動物用医薬品の大半における不適合の検出頻度は、前年の結果と類似していた。標的検体における不適合総数を動物種ごとに分類すると、豚39% > 牛31% > 家きん17% > めん羊及び山羊9% > 馬3%で、各動物群の分析のため2008年に採取した総検体数のパターンと一致した。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報

 No.9/2010(2010.04.22)(化学物質)p8-9
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1559.pdf
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