食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03110380149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ステビオール配糖体の申請された食品添加物用途の安全性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2010年4月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月14日、ステビオール配糖体(Steviol glycosides)の申請された食品添加物用途の安全性に関する科学的意見書(2010年3月10日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 本評価におけるステビオール配糖体とは、95%以上のステビオシド及び/又はレバウジオシドAを含むステビオール配糖体の混合物である。甘味料としてのステビオシドは、食品科学委員会(SCF)によって1984年、1989年及び1999年に評価された。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は2000年、2005年、2006年、2007年及び2009年にステビオール配糖体の安全性を見直し、ステビオール配糖体(ステビオール等量として表わされる)の一日許容摂取量(ADI)を4 mg/kg体重/日に設定した。 2. EFSAの科学パネル(ANS)は、レバウジオシドA及びステビオシドは共通の代謝物ステビオールと共に類似した経路で代謝並びに排泄されるため、ステビオシド又はレバウジオシドAに関する毒性学的試験の成績をステビオール配糖体の安全性評価に適用できると考える。利用可能な毒性データ(in vitro及びin vivoの動物試験及び数種類のヒト耐性試験)を考慮に入れると、JECFA規格を遵守したステビオール配糖体には発がん性や遺伝毒性がなく、いかなる生殖/発生毒性にも関連性がないと当該パネルは結論づける。 3. 当該パネルは、ラットにステビオシド2.5%を混餌した2年間の発がん性試験から得た無毒性量(NOAEL)に100倍の不確実係数を適用し、ステビオール等量として表わされるステビオール配糖体のADIを4mg/kg体重/日に設定した。これは、ステビオシド967mg/kg体重/日(ステビオール等量約388mg/kg体重/日に相当)に等しい。成人及び小児の両方におけるステビオール配糖体暴露量の保守的な推定値によって、申請された最大使用量において当該ADIを超える可能性のあることが示唆される。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.9/2010(2010.04.22)(化学物質)p7-8 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1537.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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