食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03110350149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、高粘度流動パラフィン(HVMO)の食品添加物用途に関する科学的意見書(2009年3月20日採択)を公表 |
資料日付 | 2009年11月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月24日、高粘度流動パラフィン(HVMO)の食品添加物用途に関する科学的意見書(2009年3月20日採択)を公表した。 欧州委員会の食品科学委員会(SFC)が1995年に、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)が1995年と2002年にHVMO(CAS番号8042-47-5)を評価している。 SFCは、100℃で8.5 cSt(mm2/s)超の高粘度流動パラフィンを含むwhite paraffinic oilsの暫定グループ一日許容摂取量(ADI)を0~4mg/kg体重/日に設定した。 JECFAは、HVMOのADIを0~20mg/kg体重/日に勧告した。ラットを用いた亜慢性毒性、慢性毒性/発がん性試験において、HVMOの食事経由暴露は有害影響を引き起こさなかった。 腸管膜リンパ節における組織球(肉芽腫)浸潤及び肝臓における油沈着は、有害影響というよりも暴露の徴候と考えられた。 最高投与量の1200mg/kg体重/日がHVMOの無毒性量(NOAEL)と考えられた。このNOAELに不確実性係数100を適用し、当該パネルはHVMO(動粘度が100℃で11mm2/s (cSt)以上、5%蒸留点における炭素数が28超、平均分子量が500g/mol超)のADIを12mg/kg体重/日に設定した。 当該パネルはHVMOの現行の使用及び申請された使用について検討し、高摂取(95/97.5パーセンタイル値の)消費者の潜在的な食事経由暴露量が成人において約13mg/kg体重/日、小児において約19mg/kg体重/日に達すると推定した。これらの推定暴露量は、異なる暴露源からの高濃度暴露を消費者においてのみ合計しているため、極めて控え目であると当該パネルは考える。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/1387.pdf?ssbinary=true |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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