食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03110340149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのブリリアントブラックBN (E 151)の再評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2010年4月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月21日、食品添加物としてのブリリアントブラックBN (E 151)の再評価に関する科学的意見書(2010年3月11日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 科学パネル(ANS)は、ブリリアントブラックBNの安全性を再評価した科学的意見を提示する。ブリリアントブラックBN(訳注:ビスアゾ色素)は、これまでにFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)によって1975年、1978年及び1981年に、EUの食品科学委員会(SCF)によって1984年に評価されている。SCFは当該着色料の一日摂取許容量(ADI)を5mg/kg体重/日に設定したが、JECFAは1mg/kg体重/日に設定した。 2. 当該パネルに新たに提出された書類はなく、(1)従前の評価、(2)従前の評価以降に利用可能になった追加文献、(3)データ公募後に利用可能になったデータを当該パネルの評価の基礎として用いた。最近の試験で、ブリリアントブラックBNは、小核試験法及びin vitroのコメットアッセイ法で陽性であった。しかし、当該パネルは、(1)ブリリアントブラックBNが長期発がん性試験において陰性であったこと、並びに、(2)これら2つの試験で観察された核DNAの移動に関する影響が発がんを引き起こすことは予見されないことに留意した。 3. 現在のデータベースは、ラットを用いた長期発がん性及び毒性試験を根拠とするADIの5mg/kg体重/日を修正する理由を示していないと当該パネルは結論づけた。当該着色料の使用量の届出された現行の最大限度において、精査した推定摂取量は一般的に当該ADI(5mg/kg体重/日)を下回ると当該パネルは結論づけた。しかし、10歳未満の小児においては、95パーセンタイル値の推定摂取量が6.9mg/kg体重/日になる可能性があり、その推定摂取量の範囲の上限において当該ADIを超える。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.10/2010(2010.05.07)(化学物質) p4 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1540.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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