食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03101250149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、葉酸についての科学的知見の進展に関する概要報告書を公表 |
| 資料日付 | 2010年4月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月7日、葉酸についての科学的知見の進展に関するEFSA会合の概要報告書(2010年4月公表、216ページ)を公表した。当該報告書の最終意見と結論(4.1 Final comments and conclusions)の概要は以下のとおり。 1. 当該会合で異なる見解が表明され、実験による科学的根拠の解釈及び1mg/日の許容上限摂取量(UL)に関して専門家の間に意見の不一致があった。葉酸の高摂取とがんリスクの可能性との関連性、又は、限られたデータを根拠とする1mg/日のULは、利用可能な科学的根拠によって裏付けられていないと考える専門家もいた。以下の全般的結論は、会合参加者らの総意を反映したものである。 2. 神経管閉鎖障害(NTD)リスクを低減する葉酸の有益な効果は、よく確立されている。妊娠する可能性のある女性が、この便益の対象集団である。葉酸の低摂取による便益は、葉酸添加によって得られる。 3. 動物実験、大腸がん発生率の傾向データ、及び、無作為比較対照試験からのエビデンスによって、葉酸の高摂取とがんの発生と進行のプロモーションが関連する可能性について懸念が表明されている。心血管疾患の治験における当該の無作為比較対照試験のエビデンス全体が、がんリスクの増加に葉酸摂取が関連することを裏付けるわけではないが、これらの治験には、がんリスク全体又は特定部位のがんリスクを検出する十分な能力が恐らくなかったようである。また、フォローアップ期間が短すぎて、がんリスクを検出できなかった可能性がある。 4. 葉酸とがんの十分な定量リスク評価を行う、或いは、大腸がんリスクの可能性に関連した葉酸の用量‐反応関係又は閾値濃度の存在を判断するための十分なデータは現在ない。現在のエビデンスでは、葉酸の高摂取とがんリスクの関連性は示されていないが、がんリスクも確実に排除されてはいない。 5. 葉酸摂取量は、設定されたULの1mg/日(食品科学委員会(SCF)、2000)を超えないことが望ましい。しかし、当該ULは限られたデータに基づいており、追加データが利用可能になれば、改定する必要があるかもしれない。葉酸添加食品及び葉酸サプリメントの摂取が当該ULを超える摂取に至らぬよう確実に防止するためには、自主的な葉酸添加食品及び葉酸サプリメントに加えることができる葉酸量の最大安全レベルの設定が重要である。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/home/publication/efsafolicacid.pdf |
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