食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03100910330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第4巻10号を公表
資料日付 2010年3月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は3月17日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第4巻10号を公表した。今号の概要は下記のとおり。
1. 2010年第5~8週に複数箇所での発症例(General Outbreak)として報告された食中毒
(1) ヨークシャー・ハンバーサイド地域のレストランで23人が発症した。ノロウイルスが検出された。原因食品はカキ。
(2) 大マンチェスター地域のレストランで11人が発症した。原因食品はカキ。
(3) ウイルトシャー地域の個人宅で25人が発症した。原因食品は不明。
(4) ドーセット・サマーセット地域のホテルで15人が発症した。原因食品は不明。
(5) イースト・ミッドランド・サウス地域のレストランで16人が発症した。ノロウイルスの疑いがある。原因食品はカキ。
2. 2010年1月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ感染症
 症例の総計(暫定数値)は1
,667件で、その血清型は、S. Enteritidis PT4が255件、S. Enteritidis(他のPTs)が852件、S. Typhimuriumが193件、S. Virchowが38件であった。
3. イングランド及びウェールズにおいて2010年第5週~8週の期間に報告された一般腸内細菌感染症
 原因別にみるとカンピロバクターによる症例が最多で3
,539件、2番目がロタウイルスによるもので2
,614件、3番目がノロウイルスによるもので2
,272件、次いでサルモネラ属菌が346件、ジアルジア属が228件、クリプトスポリジウムが132件、ソンネ赤痢菌が38件、腸管出血性大腸菌O157によるものが27件と続いている。
 2010年第1~8週の累計では、カンピロバクター、サルモネラ属菌、ロタウイルス、ノロウイルス、クリプトスポリジウム及びジアルジア属についてはいずれも2009年同期に比べて以下のとおり増加している。(カッコ内は2009年同期件数)
カンピロバクター: 6
,774件 (5
,315件)
サルモネラ属菌: 748件 (690件)
ロタウイルス: 3
,426件 (3
,396件)
ノロウイルス: 4
,672件 (2
,597件)
クリプトスポリジウム: 299件 (261件)
ジアルジア属: 494件 (368件)
 他方、腸管出血性大腸菌O157及びソンネ赤痢菌については、前年同期と比較し以下のとおり減少している。
腸管出血性大腸菌O157: 33件 (52件)
ソンネ赤痢菌: 68件 (133件)
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) 英国健康保護局(HPA)
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#gofi0508
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