食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03100190149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価90 (FGE.90):脂肪族、非環式、及び、脂環式テルペノイド第三級アルコール類及びその構造的類似物質のJECFA評価を検討した科学的意見書を公表
資料日付 2010年2月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月15日、香料グループ評価90 (FGE.90):脂肪族、非環式、及び、脂環式テルペノイド第三級アルコール類及びその構造的類似物質に関するFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)の評価を検討した科学的意見書(2009年9月24日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1.JECFAが68回目の会合で評価した当該物質群15物質のうち2物質はEUの登録リストに記載されていない。第三級アルコール類とそのエステル類の7物質については、香料グループ評価89で検討されている。したがって、CEFパネルは残りの6物質を評価した。
2.当該6物質は、EFSAの香料グループ評価18改訂1で評価した脂肪族、脂環式、及び、芳香族飽和及び不飽和第三級アルコール類、芳香族第三級アルコール類、並びに、それらのエステル類に構造的に類似していると科学パネル(CEF)は結論づけた。
3.JECFA手順で評価した6物質の内4物質については同意する。残りの2物質については、関連物質を含め代謝データがない。故にパネルはこれら物質が無害化すると結論付けることはできない。従ってこれら2物質は手順のB-sideにより評価されるべきである。当該2物質、あるいは構造的に関連する物質についてNOAELを特定することができないため、追加データが必要である。
4.6物質の内5物質は使用濃度が示されている。5物質の内3物質で算出されたmTAMDI数値は懸念閾値を越えていた。これらの物質についてはより信頼性のある暴露データが必要である。これらのデータを踏まえ、物質は手順により再検討されるべきである。残りの1物質の使用レベルについて、評価を完了するためにより詳細な暴露評価が必要となる場合にはmTAMDIを算出する必要がある。
5.6物質に関するJECFA評価結果の商業製品への適用の可否については、入手可能な規格を検討する必要がある。6物質の内1物質については適切なデータがある。2物質については立体異性組成が特定できず、同定試験が欠けている。3物質についてエタノールの、1物質については水の溶解度データが欠けている。
6.2物質(FL02.250及びFL02.251)についてパネルは検討を留保し(立体異性に関する情報の欠損及び同定試験の欠損)、2物質((FL13.076及びFL13.087)については香料物質として評価するには追加データが必要と結論づけた。
7.残る2物質(FL02.018及びFL02.245)について、当該パネルは、香料の年間生産量から推定するMSDI法に基づくJECFAの結論「香料物質としての推定摂取量において安全性に懸念はない」と同意見とした。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1336.pdf
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