食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03090790164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、Q熱感染において重要な環境条件に関する報告書を公表
資料日付 2010年3月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は3月9日、「Q熱のヒトへの感染及び地域の環境条件」と題した報告書を公表した(全34ページ)。概要は以下のとおり。
1. オランダにおける2007年、2008年、2009年のQ熱集団発生の大きさは、ヒトへの感染が動物との直接接触からよりもむしろ環境汚染、あるいは複数の点源汚染を通してであることを示している。環境要因の決定的な証拠は未だに欠けており、多発地域外にある数多くの山羊農場では、周辺にヒトの症例の発生のない状態で大きなQ熱問題を抱えている。
2. 本研究は、さまざまな山羊農場間でのQ熱のヒトへの感染の点での不一致が、地域の環境条件によって説明できると評価した。環境データセットは土壌組織、土地の利用法、土壌水分、天候について集められた。最も強い関連性は、植生密度(NDVI)と、土壌水分形態に強く関連している平均的な地下水の状態にあることがわかった。
3. 結果から、これら2つの環境要因が感染源からヒトへのQ熱の感染を決定している可能性があることが確認された。これらの要因の点源周囲での空間分布がどの程度Q熱のヒトへの感染を抑制するかを評価するために、さらなる調査が推奨される。
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL http://www.rivm.nl/en/Images/Q-fever%20transmission_tcm13-67109.pdf
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