食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03090760188
タイトル フランス食品衛生安全庁、消費者向けにカンピロバクター食品リスク予防衛生対策をプレスリリース
資料日付 2010年3月18日
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概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は3月18日、プレスリリースでカンピロバクター食品リスク予防衛生対策を発表した。
 カンピロバクターは動物の消化管に広く存在する細菌で、先進国における胃腸炎の主な原因の一つと考えられている。ヒトでは腹痛、下痢、熱などの症状が現れるが、殆どの場合自然に治癒する。
 と畜後、これらの細菌は腸管に存在し、と体皮膚表面にも付着しているが、筋肉内には存在しない。カンピロバクターは食品内には拡散しない。また、低温や熱に対して低耐性である。消費者への感染は食品間の交差汚染によるものが最も多い。加熱調理した鶏肉は感染源ではなく、調理前の生の鶏皮に接触した他の食品の表面や液体(マリネード)が感染源になる。
 AFSSAは長年この細菌及び食品衛生への影響を研究してきた。AFSSAは動物から菌を検出する感度の高い方法を早い時期に開発している。養鶏場や食鳥処理場の高い汚染頻度に直面し、AFSSAは2004年に報告書を出してカンピロバクター・サーベイランスや養鶏場や食鳥処理場の作業を改善する勧告を行っている。しかし、カンピロバクターによる胃腸炎予防の最善の策は家庭における簡単な衛生対策にあるので、AFSSAは次の衛生対策を奨励する:
・購入時や冷蔵庫保管時に、生の鶏と他の食品の接触を避ける:購入時は鶏肉をプラスチックの袋に入れて他の食品から隔離し、冷蔵庫保管時は液体が漏れるのを避けるため庫内下部に包装したまま保管する。
・生の鶏に触れた手や表面、調理道具はよく洗浄する。
・生の鶏を漬けたマリネードは捨てるか加熱する。
・鶏肉は(中心温度が65℃を超えるように)充分加熱する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/PM9100I601.htm
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