食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03090190149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ビタミン及びカロチノイドキャリアとしてのリグニンスルホン酸カルシウム(40-65)の使用に関する意見書を公表
資料日付 2010年3月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月17日、ビタミン及びカロチノイドキャリアとしてのリグニンスルホン酸カルシウム(40-65)の使用に関する意見書を公表した。
 当該物質は食品の着色料や栄養強化を目的に使用され、JECFAは一日摂取許容量(ADI)を20mg/kg体重/日としている。
 申請者のデータによると遺伝毒性はみられなかった。28日間の試験では無毒性量(NOAEL)1500mg/kg体重/日が、90日間の亜慢性試験では試験での最高用量であるNOAEL2000mg/kg体重/日が特定された。
 しかしながら、パネルは、下顎及び腸間膜リンパ節、パイエル板(Payers patch)、肝臓にリンパ肥大、リンパ球浸潤が、コントロールを含め全ての動物で高頻度で生じたことから安全性を評価するには試験が不適切であると考える。従って、当該物質の現在のデータはADIを定めるには不十分であるとし、不適切であるとした90日間の試験でみられた腸間膜リンパ節の組織球増殖症が時間経過と共に更に悪化するかどうかを明らかにするための長期毒性試験が必要であると考える。
 以上からパネルは当該物質の食品の着色料や栄養強化への使用の安全性は評価できないと結論づけた。
 意見書全文は以下のURLから入手可能。
Http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1525.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/s1525.pdf
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