食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03081140149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新興リスク特定のための輸入サーベイランス・データの収集と定期的解析に関する技術的報告書を公表
資料日付 2010年3月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月11日、新興リスク特定のための輸入サーベイランス・データの収集と定期的解析に関する技術的報告書(2010年2月25日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. EUレベルにおいては、欧州委員会統計局(Eurostat)のComextデータベースが、EU加盟国間並びに加盟国と第3国間における製品の移動に関する貿易統計を報告する。国際的なレベルにおいては、国連がComtradeデータベースで、国連加盟国からの貿易データを報告する。本報告書は、これら2つの国際貿易統計で使用されている定義及び用語について、その不一致の理由を考察する観点から、説明する。
2. 新興リスクを貿易データで特定する可能性を評価するため、選び出した食品(冷凍エビ及びクルマエビ、生鮮及び冷蔵サバ、穀類、生体豚及びEU域内貿易)のケーススタディ5件について調べた。
3. Eurostat Comextデータベースは、Comtradeデータベースなど他の情報源からのデータと組み合わせて、新興リスクの特定に役立ちうるツールであることが認められた。貿易データの検索及び解釈、貿易データの根拠薄弱性の評価、並びに、貿易データと他の情報源のデータとの関連性の評価における最適な食品選びに専門家の判断は重要である。
4. Eurostat Comext データベースを自動的に検索するためのEFSAの業務を担うシステムに対する諸要件が勧告される。そうしたシステムは、たとえば(1)特定の加盟国又はEU全体への所定の製品の量が時間経過とともに著しく増加していること、(2)新しい貿易相手国・地域、(3)EU域内に入る新しい食品又は飼料を示すことで、システム使用者に注意喚起することが望ましい。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1531.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。