食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03080860188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、除草剤耐性及び害虫抵抗性遺伝子組換えハイブリッドとうもろこしMON89034 x MON88017の認可申請について意見書を公表 |
資料日付 | 2010年2月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、欧州規則(EC) No.1829/2003に基づく除草剤耐性及び害虫抵抗性遺伝子組換えハイブリッドとうもろこしMON89034 x MON88017の栽培、輸入、加工、食品及び飼料に使用するための市場流通認可申請について2010年1月29日付けで意見書を公表した。本申請書はAFSSAでは諮問番号2009-SA-0299で登記されており、欧州食品安全機関(EFSA)の申請書番号EFSA GMO-NL-2009-71と同じものである。EFSAに提出するコメントは以下の通り。 亜慢性毒性: とうもろこしMON89034経口投与試験(2007年11月20日付AFSSA意見書2007-SA-0300)に関し、AFSSAは膀胱結石が現れた経過データ(0.49%)とMON89034を高用量給餌したグループの雌ラットの罹患率10%(20匹あたり)の差について補足説明を要求していた。 1999~2006年の間に実施されたCD系ラットを使った70件の試験の経過データが提出されたが(EFSA宛2008年2月22日付書簡)、これ等のデータはとうもろこしMON89034の経口投与とMON89034を高用量給餌した雌ラットに膀胱結石が発生したことの間に関係が無いと結論付けるには不十分なものであった。 AFSSAのバイオテクノロジー専門委員会委員の一人が統計学的観点から補足情報を査定した。その結果は観察された罹患率は対照に対して有意であることを明確に現すものであった。従ってAFSSAはこの結論を改めて毒性試験の結論とするものである。 結論として、この試験にかかる疑問があることを考えると、得られた結果を明示するか、2つの遺伝子組換えを含むハイブリッドとうもろこしMON89034 x MON88017の特異的な毒性試験データを提出させることが必要である。 AFSSAの結論: とうもろこしMON89034の試験で発生した膀胱結石の原因について納得のいく説明が無い及び当該ハイブリッドとうもろこしを使った亜慢性毒性試験データの提出が無いので、AFSSAはMON89034の組換え遺伝子を含むハイブリッドとうもろこしの種子とその副産物の公衆衛生上の安全性について決定を留保することとした。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2009sa0299.pdf |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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