食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03080360149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ポリ(12-ヒドロキシステアリン酸)ステアラートの食品接触材料用途の安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2010年2月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月26日、ポリ(12-ヒドロキシステアリン酸)ステアラート(CAS番号58128-22-6)の食品接触材料用途の安全性評価に関する科学的意見書(2010年1月28日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 本意見書において、当該物質ポリ(12-ヒドロキシステアリン酸)ステアラート(CAS番号58128-22-6)のリスク評価を行った。
2. 当該物質は、最大使用量を0.1%w/wとして、全てのプラスチックにおける顔料分散剤及びポリプロピレン製造時の核化剤として使用される。
3.当該物質の出発物質である12-ヒドロキシステアリン酸及びステアリン酸は遺伝毒性がなく、特別の制限はないとされており、食品科学委員会(SCF)のガイドラインに従い、共重合体である当該物質の遺伝毒性データは不要とした。
4. EFSAの科学パネル(CEF)は、EFSAが既に2006年に評価し、ラットを用いた経口亜慢性毒性試験における無毒性量(NOAEL)1
,000mg/kg体重/日を根拠として、5mg/kg食品の移行制限量でSCFのリスト3に分類した9
,10-ジヒドロキシステアリン酸オリゴマーと当該物質が構造的に類似していることに留意した。
5. 従って、科学パネル(CEF)は、食品への当該物質の移行量が5mg/kg食品を超えなければ、消費者の安全性に関する懸念はないと結論づけた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1520.pdf
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