食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03070200149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、塩基性メタクリル酸共重合体の食品添加物用途に関する科学的意見書を公表
資料日付 2010年2月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月16日、塩基性メタクリル酸共重合体 (BMC: Poly[(dimethylaminoethyl methacrylate)-co-(methyl methacrylate)-co-(butyl methacrylate)]、CAS番号24938-16-7)の食品添加物用途に関する科学的意見書(2010年2月10日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 科学パネル(ANS)は、BMCの固形サプリメント及び固形の特別医療目的用食品中の光沢剤用途に関する科学的意見を提示する。
2. 主要な試験から引き出した無毒性量(NOAEL)は、1
,000mg/kg体重/日(ラット発生試験でテストした唯一の用量)及び2
,000mg/kg体重/日(ラット26週間給餌試験における最高用量)である。BMCは、遺伝毒性に関して懸念を引き起こさない。生殖毒性に関する試験は利用可能ではなく、発生毒性に関するデータベースには限りがある。したがって、一日摂取許容量(ADI)は引き出せなかった。
3. サプリメント及び薬剤の併用によるBMCの高摂取者の推定複合暴露量は、体重60kgの成人で23.4mg/kg体重/日、小児(4~18歳)で16mg/kg体重/日に相等しい。モノマー(単量体)のメタクリル酸メチル(MMA)、メタクリル酸ブチル(BMA)及びジメチルアミノエチルメタクリレート(DMAEMA)に対する最悪の場合における推定暴露量は、成人において50μg/kg体重/日未満、小児において32μg/kg体重/日未満であり、欧州委員会の食品科学委員会(SCF)が設定したメタクリル酸としてのグループ耐容一日摂取量(TDI)の0.1mg/kg体重/日を大幅に下回る。
4. コーティング濃度を100mg/錠剤とし、並びに、サプリメント及び薬剤からの複合暴露を想定して上記NOAELを用いると、高摂取者の推定安全マージン(MOS)は、成人で43~85、小児で63~125になる。サプリメントのみからの暴露量に対する安全マージンは、成人で85~171、小児で125~250の範囲である。当該物質の高分子量、非吸収性、並びに、低い毒性プロファイルを考慮すると、これらの安全マージンは十分であると本パネルは考える。結論として、固形サプリメント用光沢剤/コーティング剤としてのBMCの用途は、提案されている使用濃度において、安全性に懸念はない。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.5/2010(2010.02.24) p20
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201005.pdf 
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1513.pdf

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