食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03061300188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、Stevia rebaudianaのエキスのレバウジオシドA(rebaudioside A)の使用に関する2009年8月26日付省令の改正案について意見書を提出
資料日付 2010年1月13日
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概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、Stevia rebaudianaのエキスのレバウジオシドA(rebaudioside A)の使用に関する2009年8月26日付省令の改正案について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2009年12月11日付で意見書を提出した。
 この省令案は純度基準の変更を目的としており、「食卓甘味料」カテゴリーを加え、残留溶剤最大含有量を見直し、更に関係食品カテゴリーに対する使用最大用量を修正するものである。
 改正純度基準はFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)が2008年に採択した最新の基準、及び2009年11月から適用されるエタノール中のレバウジオシドAの低溶解度に関するコーデックス食品添加物規格(FOOD Chemical CODEX:FCC)を考慮したものであることを確認した。
 AFSSAは、食卓甘味料の認可は特に菓子やケーキなどの料理にレバウジオシドAの使用を促すことになると指摘した。
 レバウジオシドAの熱安定性試験はジェノワーズ・タイプ(ホワイトケーキ)の菓子(169~182℃、20~25分間)でしか実施されていない。先の意見書で指摘したように、データは140℃以上の温度で分解し及び185℃でレバウジオシドAを含む4つのステビオール配糖体の40%台が分解することを示しており、レバウジオシドAの熱安定性が裏付けられていない。
 熱安定性についての現在の知見から、AFSSAは用心のため100~120℃を超えるようなレバウジオシドAの加熱を避けるよう勧告する。
 レバウジオシドAを含む食品の消費者についての暴露評価は、平均摂取量では生後36ヶ月未満の幼児で19 mg/日、18歳以上の成人で69.4 mg/日、97.5パーセンタイルでは生後36ヶ月未満の幼児で128.3 mg/日、成人で328 mg/日であった。これ等の計算はレバウジオシドAの暴露は、これまでのAFSSA意見書で同定したヒトの毒性参照値(TRV)の1
,000 mg/日に比べて非常に低いことを示している。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/AAAT2009sa0269.pdf
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