食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03061190149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、2008年のEU域内における人獣共通感染症及びその病原体の傾向と感染源、並びに食中毒の集団発生に関する概要報告書を公表(2/2) |
資料日付 | 2010年1月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月28日、2008年のEU域内における人獣共通感染症及びその病原体の傾向と感染源、並びに食中毒の集団発生について欧州疾病予防管理センター(ECDC)と共同で作成した概要報告書(2009年12月23日付け、288ページ)を公表した。当該報告書は、2010年4月26日に公表されたもの(410ページ)に改められた。概要は以下のとおり。 7. 2008年、ヒトのブルセラ症の確定症例619例がEU域内において届出があった。牛の結核病及びブルセラ病の発症数は2007年と比較して大きな変化はなかったが、めん羊/山羊のブルセラ病の発症数は若干の減少が認められた。 8. EUにおける寄生虫性の人獣共通感染症2種のうちトリヒナ症のヒト確定症例は670例、エキノコックス症のヒト確定症例は891例であった。 9. EU域内における食中毒の集団発生は計5 ,332件の届出があり、45 ,622人が発症し、6 ,230人が入院、32人が死亡した。原因物質として最も多かったのはサルモネラ属菌(35.4%)、ウイルス(13.1%)、及び細菌性毒素(9.8%)であった。最も重要な原因食品は卵及び卵製品(23.1%)、豚肉及び豚肉製品(10.2%)、並びに、盛り合わせ料理(mixed meals)又はバイキング式料理(9.2%)であった。また、私的及び公的水源汚染に関連した水媒介性感染症の集団発生12件の届出があった。 10. ヒトの狂犬病は4症例の届出があり、そのうち1例は欧州で、もう1例はフランスの海外領土で感染獲得している。 11. 家畜及び野生動物にトキソプラズマ属(Toxoplasma)、嚢(のう)虫(Cysticerci)、フランシセラ属(Francisella)及びレプトスピラ(Leptospira)検出のデータの届出もあった。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.4/2010(2010.02.10)P10~12 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201004.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1496.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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