食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03060300188
タイトル 2009年11月26日、デンプンを含む調理済み食品の製造に非遺伝子組換えAspergillus niger株由来のα-グルコシダーゼ(トランスグルコシダーゼ)使用認可範囲拡大について意見書を提出
資料日付 2010年1月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、非遺伝子組換えAspergillus niger株由来のα-グルコシダーゼ(トランスグルコシダーゼ)を、デンプンを含む調理済み食品の製造に使用する認可範囲拡大について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2009年11月26日付で意見書を提出した。
 α-グルコシダーゼは残留α-Dグルコースを加水分解し、非還元性末端の1
,4に結合しα-Dグルコースを放出する。非遺伝子組換えAspergillus niger株で産生したα-グルコシダーゼ酵素製剤は2000年12月14日付AFSSA意見書で肯定的意見を付しており、2006年10月19日付改正省令(付属書-ICのポジティブリスト)でデンプン由来のオリゴ糖シロップ生産用に認可された。
 本申請書はデンプンを含む加工食品の生産に使用することについて認可範囲拡大を目的とする。
 当該酵素製剤の特徴、生産プロセス、生産株はこの新たな申請書でも当初申請と比べて変更は無い。
 この酵素製剤はデンプンを含む調理済食品(ヌードル、パスタ、ライス、パン製品、冷凍食品、魚介類加工食品)生産に使用する加工助剤で、デンプンの化学的、物理学的性質を改善する。
 化学的及び生物学的純度基準は2006年10月19日付改正省令の規格に適合している。
 最初の酵素製剤使用認可申請書で提出された資料の動物の毒性試験は消費者に対して無害であると結論づけられる。
 請求使用目的全体について計算した安全マージンは1
,300~370
,000である。
 α-グルコシダーゼは最終製品を60℃以上で加熱することで不活性化する。
 AFSSAはデンプンを含む調理済み食品の製造に非遺伝子組換えAspergillus niger株由来のα-グルコシダーゼ(トランスグルコシダーゼ)を申請者の申請条件で使用しても消費者の健康リスクは無いと考える。よって、この申請に肯定的意見を付すものである。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2009sa0260.pdf
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