食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03060280149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのキノリンイエロー(E104)の再評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2009年11月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月12日、食品添加物としてのキノリンイエロー(E104)の再評価に関する科学的意見書(2009年9月23日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 科学パネル(ANS)は、キノリンイエロー(E 104)の安全性を再評価した科学的意見を提示する。キノリンイエローは、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)によって1975年、1978年及び1984年に、EUの食品科学委員会(SCF)によって1984年にすでに評価されている。いずれも、当該人工着色料の一日摂取許容量(ADI)を0~10mg/kg体重に設定した。ラットを用いた繁殖毒性期間を含む慢性毒性及び発がん性併合試験、並びに、2007年のMcCannらによる小児の行動に関する試験は、JECFA 及びSCFによって評価されていない。後者の試験は、キノリンイエローを含む合成着色料混合物への暴露によって、8-9歳児の多動性の増加を引き起こしたと結論づけた。 2. ANSパネルは、McCannらの試験における所見を当該ADIを変更する根拠として使えないとするEFSAの先般の意見書と同意見である。キノリンイエローはin vitro遺伝毒性試験並びに長期間発がん性試験で陰性であったことにANSパネルは留意する。JECFA 又はSCFによって検討されなかったラット試験を含めて、キノリンイエローの亜慢性毒性、繁殖毒性、発生毒性及び長期間毒性に関する現在利用可能なデータベースは、ADI再設定の理論的根拠を提供するとANSパネルは結論づける。ラットを用いた繁殖毒性期間を含む慢性毒性及び発がん性併合試験から得た無毒性量(NOAEL) の50mg/kg体重/日に不確実性係数100を適用し、一日摂取許容量(ADI)を0.5mg/kg体重/日に設定した。精度を高めた推定摂取量は、キノリンイエローの最大使用量において、一般的に当該ADIを十分超えることにANSパネルは留意する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1329.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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