食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03060270149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食用色素としてのリコピンの修正した暴露評価に関する声明を公表 |
資料日付 | 2010年1月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月27日、食用色素としてのリコピンの修正した暴露評価に関する声明(2010年1月27日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 欧州委員会の諮問を受けて、食用色素用途に由来するリコピン及び天然由来リコピンについて成人及び小児の修正した暴露評価が行われた。この暴露評価では、EFSAの科学パネル(AFC)によるリコピンに関する先の意見書において示された暴露評価に関連して、諮問事項で定義された範囲のシナリオに従って修正が提案されたリコピンの最高使用濃度及び標準使用濃度が用いられた。現在の暴露評価を行うため、数種類の食品摂取データベースが使用された。小児については、EXPOCHI (訳注:小児の食品個人摂取データ及び暴露評価試験)プロジェクトのデータ、英国のデータ、及び、追加としてフランスのデータが用いられた。成人の推定暴露量は、英国のデータのみに基づいた。 2. 全体的に見れば、食用色素由来及び天然由来の両方のリコピンの修正した暴露評価によって、小児の潜在的な平均暴露量は約200μg/kg体重/日であり、95パーセンタイル値では一日摂取許容量(ADI)と同等又は当該ADIを若干下回ることが示された。成人においては、食用色素由来及び天然由来リコピンの高摂取者(95パーセンタイル値)の摂取量は当該ADIを下回った。 リコピン添加食品由来のリコピンを含めた場合、暴露量の保守的な推定値は、地域住民の全集団においてかなり高かった。95パーセンタイル値の小児における平均推定暴露量は、420~500μg/kg体重/日になり、ADIを44~55%超えることになる。従って、リコピン添加食品由来のリコピンを含めた場合の潜在的な摂取量は、特に小児において、当該ADIを超える可能性があるとEFSAは結論づけた。 3. リコピン(新開発食品の原材料として添加されたリコピンを除く)に対する総暴露量の約50~65%が天然の供給源由来であった。現在の修正した暴露推定によって、通常の使用濃度に基づき、フレーバー乳製品類、非アルコール性飲料及び高級ベーカリー製品などのデザート類が食品色素由来リコピンの重要な供給源であることが示された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1444.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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