食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03060020188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、クルミ油摂取と鉱油混入検出について意見書を提出
資料日付 2010年1月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、クルミ油に鉱油混入が検出されたことを受けて、クルミ油摂取と鉱油混入検出について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問され2009年12月3日付で意見書を提出した。
 輸入業者の自主検査で米国からの輸入クルミ油から鉱油が検出された。DGCCRFから提出分析結果に基づいてクルミ油に混入している鉱油に対するフランス人の暴露レベルの評価をシミュレーションした。
 自主検査で検出された鉱油汚染量は70~400 mg/Lで、多環芳香族炭化水素(PAH)は検出されていない。
 鉱油の種類については、現在の段階では明らかになっていない。
 暴露評価にはクルミ油の汚染鉱油含有量を、最も厳しい暴露シナリオで、検出最大値の400 mg/Lとする。第2回フランス全国個人食事調査(INCA 2)のデータ分析からクルミ油に対するフランス人の暴露量を試算した。
 クルミ油摂取による鉱油摂取量は沢山摂取する成人で0.036 mg/kg体重/日及び沢山摂取する子供で 0.062 mg/kg体重/日と推定される(95パーセンタイル)。
 汚染鉱油の種類や混入濃度が不明なので安全性の判定はできないが参考として油種による一日摂取許容量(ADI)は高粘度鉱油0~12 mg/kg体重/日(EFSA2009)、1級鉱油0~10 mg/kg体重/日(JECFA)、2級鉱油0~0.01 mg/kg体重/日(JECFA、2002、暫定)、3級鉱油0~0.01 mg/kg体重/日(JECFA、2002、暫定)である。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/PASER2009sa0326.pdf
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