食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03041510188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、害虫抵抗性及び除草剤耐性遺伝子組換えとうもろこしBt11 x MIR162 x GA21の認可申請について意見書を提出
資料日付 2009年11月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、EU規則(EC)No.1829/2003に基づき、害虫抵抗性及び除草剤耐性遺伝子組換えとうもろこしBt11 x MIR162 x GA21を輸入、加工、及び種子及び副産物を食品や動物用飼料に使用するための市場流通認可申請(栽培認可は含まず)について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2009年10月22日付けで意見書を提出した。
 遺伝子組換えとうもろこしBt11 x MIR162 x GA21は二つの遺伝子組換え系統(Bt11 x MIR162)ともう一つの遺伝子組換え系統(GA21)を交配して得られた交配種である。農学的特徴としては、Bt11:コウチュウ目及びチョウ目害虫抵抗性、グルホシネートアンモニウム除草剤耐性、MIR162:チョウ目害虫抵抗性、GA21:グリホサート除草剤耐性の3つが期待されるものである。
 Bt11 x MIR162 x GA21は遺伝子組換えBt11、GA21及びMIR162を親系として従来型の交配で得られたハイブリッドとうもろこしである。最初の二つの遺伝子組換えとうもろこしBt11及びGA21の認可についてはAFSSA及び欧州食品安全機関(EFSA)が評価しており、既にEU市場流通が認可されている。
 遺伝子組換えとうもろこしMIR162の評価は初めてである。本資料には遺伝子組換えの分子的特徴付け、これ等のとうもろこしの化学成分比較分析、栄養試験及び毒性試験データが含まれている。これ等のデータを評価すると遺伝子組換えとうもろこしMIR162の種子の衛生安全性は対照とうもろこしのそれと同等であると結論できるものである(MIR162については化学成分の幾つかが対照と比較して統計的有意差があったが(p値<0.05)、ビタミンB2を除き変動幅は小さく天然成分含有量の範囲に収まっている)。
 交配種Bt11 x MIR162 x GA21について実施した試験も本申請資料に含まれており、EUガイドラインの規定に準拠している。
 データ全体の分析では、三つの遺伝子組換えBt11、GA21及びMIR162とうもろこしの種子及び副産物の衛生安全性は対照及びそれ等の副産物のそれと同等であると結論することができる。
 EFSAが申請者に追加資料を要求しているので、本意見書はEFSAが現在行っている評価の期日前に試験が実施されその後に下される結論、または本申請資料に今後追加される補足データによって下される結論を予断するものではない。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2009sa0198.pdf
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