食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03040100314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、玩具を介する鉛及びカドミウムの暴露を低減すべきだとする意見書を公表 |
資料日付 | 2009年12月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、玩具を介する鉛及びカドミウムの暴露を低減すべきだとする意見書(2009年6月1日付)を公表した。 EUの新たな玩具指令2009/48/ECで、多数の元素(重金属を含む)に対する溶出限度値が設定された。これを受けBfRは、玩具を介する子供の鉛及びカドミウム暴露の健康リスクを評価した。BfRの見解は以下のとおり。 1. 鉛 鉛の神経毒性及び内分泌かく乱作用に対する確かな閾値を設定することはできない。ドイツの子供の血中鉛濃度は、有害影響が証明された範囲にある。EC指令2009/48(の溶出限度値)を適用したシナリオ(体重7.5kgの子供)では、玩具を介する一日摂取量は食品を介する摂取量の約50%になる。特に子供の暴露の低減措置が必要である。閾値がないため、玩具からの鉛の溶出にはALARA原則(合理的に達成可能な範囲でできる限り低く)を適用しなければならない。 2. カドミウム 欧州食品安全機関(EFSA)は先般、カドミウムの耐容週間摂取量(TWI) を2.5μg/kg/週に引き下げた。子供の摂取量は食品経由のみで常にTWIの2倍になる。EC指令2009/48(の溶出限度値)を適用したシナリオ(体重7.5kgの子供)では、玩具を介する摂取量はTWIの約20%となる。EC指令2009/48のカドミウム溶出限度値は、JECFA※(2003年)設定の暫定耐容週間摂取量(PTWI)7μg/kg/週に基づいているが、EFSA(2009年)設定のTWI2.5μg/kg/週を適用し、引き下げるよう提案する。食品を介する摂取量が多いことから、TWI占有率は5%を超えるべきではない。(※JECFA:FAO/WHO合同食品添加物専門家会議) 本意見書の英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/230/kead_and_cadmium_do_not_belong_in_toys.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/216/blei_und_cadmium_gehoeren_nicht_in_spielzeug.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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