食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03031000330 |
タイトル | 英国健康保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)第3巻45号を公表 |
資料日付 | 2009年11月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は11月13日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第3巻45号を公表した。今号の概要は以下のとおり。 1. 2009第40~44週に複数箇所での発症例(General Outbreak)として報告された食中毒 (1) ノース・ヨークス並びにフンバー(North Yorks. and Humber)地域のテイクアウト・レストランで食中毒により12人が発症した。セレウス菌が検出された。原因食品はライス。 (2) 北西ロンドン地域のゴルフクラブで食中毒により167人が発症、うち4人が陽性と診断された。カンピロバクターが検出された。原因食品は不明。 (3) テームズ・バレー(Thames Valley)地域のレストランで食中毒により2人が発症した。Salmonella Enteritidis PT14bが検出された。原因食品は不明。 (4) チェシャー並びにマージーサイド(Cheshire and Merseyside)地域のレストランで食中毒により4人が発症した。Salmonella Enteritidis PT14bが検出された。原因食品は不明。 (5) カンブリア並びにランカシャー(Cumbria and Lancashire)地域のレストランで食中毒により8人が発症した。病原菌また原因食品とも不明。 (6) ノーフォーク、サフォーク並びにケンブリッジシャー(Norfolk , Suffolk and Cambridgeshire)地域のパブで食中毒により15人が発症した。病原菌また原因食品とも不明。 (7) ノース・イースト並びにノース・セントラル(North East and North Central)地域で食中毒により22人が発症した。病原菌また原因食品ともに不明。 2. イングランド及びウェールズにおいて2009年第40~44週の期間に報告された一般腸内細菌感染症 細菌別にみるとカンピロバクターによる症例が最多で5 ,529件、2番目がクリプトスポリジウムによるもので691件、3番目がジアルジア属によるもで339件、次いでノロウイルスが318件、ロタウイルスが186件、腸管出血性大腸菌O157が138件、ソンネ赤痢菌が66件と続いている。 2009年第1~44週の累計では、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌O157、ソンネ赤痢菌、ロタウイルス、ノロウイルス及びクリプトスポリジウムについては、いずれも2008年同期に比べて以下のとおり増加を示した。 (カッコ内は2008年同期件数) カンピロバクター: 48 ,156件 (43 ,177件) 腸管出血性大腸菌: 914件 (860件) ソンネ赤痢菌: 855件 (699件) ロタウイルス: 14 ,875件 (13 ,352件) ノロウイルス: 5 ,663件 (4 ,731件) クリプトスポリジウム: 3 ,762件 (3 ,342件) 他方、ジアルジア属に関しては、前年同期と比較し以下のとおり減少している。 ジアルジア属: 2 ,788件 (2 ,808件) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康保護局(HPA) |
情報源(報道) | 英国健康保護局(HPA) |
URL | http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#gofi |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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