食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03030680480 |
| タイトル | オーストリア連邦保健省(BMG)、「オーストリア抗生物質耐性報告書2008」を公表 |
| 資料日付 | 2009年11月18日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オーストリア連邦保健省(BMG)は、「オーストリア抗生物質耐性報告書2008」(284ページ)を公表した。食品に係わる内容の概要は以下のとおり。 1. 人獣共通感染症起因菌の耐性モニタリング (1)カンピロバクター・ジェジュニ:牛及び肉用鶏の腸内容物からの分離株は、シプロフロキサシン、ナリジクス酸及びテトラサイクリンに対する耐性率が2008年も高かった(22%~49%)。牛及び鶏の分離株は、2004年~2008年にシプロフロキサシンに対する耐性率が上昇した(牛:26.2%から34.2%へ、鶏:38.4%から49.1%へ)が、ストレプトマイシンに対する耐性率は有意に低下した(牛:8.7%から2.6%へ、鶏:5.2%から1.8%へ)。また牛ではテトラサイクリンに対する耐性率が41%から22%へ低下し、肉用鶏ではネオマイシンに対する耐性率が4%から1%へ低下した。肉用鶏の腸内容物とカンピロバクター症の患者の糞便の分離株の耐性率(2007年~2008年)はほぼ同じであった(肉用鶏:シプロフロキサシン49~58%、テトラサイクリン27~29%、エリスロマイシン0%)(ヒト:シプロフロキサシン52~53%、テトラサイクリン25~30%、エリスロマイシン0%)。 (2)カンピロバクター・コリ:2004年~2008年に豚、牛及び鶏の分離株の感受性に有意な変化はなかった。ストレプトマイシン、シプロフロキサシン、ナリジクス酸及びテトラサイクリンに対する耐性率は高く、28~83%であった。 (3)E.coli:2004年~2008年に鶏の分離株は、キノロン、シプロフロキサシン及びナリジクス酸に対する耐性率が41%から69%へ上昇したが、テトラサイクリンに対する耐性率は35%から27%に低下した。豚の分離株のテトラサイクリンに対する耐性率は上昇傾向にあり、2008年は64%であった。牛の分離株の感受性に有意な変化はなかった(耐性率0%~15%)。 (4)サルモネラ属菌:採卵鶏の分離株の耐性率は非常に低かった(0%~5%)。 (5)Enterococcus faecalis:2004年~2008年に鶏の分離株は、エリスロマイシン、アビラマイシン及びバシトラシンに対する耐性率が有意に上昇した。同期間に牛及び豚の分離株の耐性率は変わらなかったが、年により一部で大きく変動した(牛の分離株のテトラサイクリンに対する耐性率:2006年36%、2007年8%)(豚の分離株のバシトラシンに対する耐性率:2005年30%、2006年75%)。 (6) Enterococcus faecium:検査した全ての動物種の分離株は2004年以降、エリスロマイシンに対する耐性率が有意に上昇している(肉用鶏:41%から71%へ、牛:0%から5%へ、豚:4%から41%へ)。他の抗生物質に対しては、年により変動が大きいため、変化の傾向は見出せない。2008年の耐性率は0%(クロラムフェニコール等)~90%(Synercid)であった。 (7)総括:豚及び肉用鶏の腸内容物のE.coli、高温性カンピロバクター及び腸球菌は、調査した抗生物質に対する耐性率が高かった。全ての抗生物質に感受性があった分離株は、豚では477件中63件(13%)、肉用鶏では507件中111件(22%)、牛では501件中297件(59%)であった。 2. 動物由来食品の抗生物質残留 2007年は0.09%、2008年は0.2%に抗生物質が残留していた。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オーストリア |
| 情報源(公的機関) | オーストリア連邦保健省(BMG) |
| 情報源(報道) | - |
| URL | http://www.bmg.gv.at/cms/site/attachments/3/5/6/CH0742/CMS1203598507001/aures_2008_101109_zur_veroeffentlichung.pdf |
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