食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03030130149
タイトル EFSAは、農薬有効成分ボスカリドの小きゅうり及びズッキーニに対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(7月20日付け)を公表。
資料日付 2009年7月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EFSAは7月28日、農薬有効成分ボスカリドの小きゅうりガーキン(gherkin)及びズッキーニ(courgett)に対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(7月20日付け)を公表した。
 ベルギーにおける当該成分の適用拡大のため、既存MRLの上方修正(小きゅうり及びズッキーニ0.2を2.0mg/kg)が申請された。かぶ(kohlrabi)に対する適用拡大では、既存MRLの修正は不要であった。EFSAの残留農薬摂取量の算出モデル(PRIMo)修正版2を用いて消費者リスクを評価した。欧州のいずれの食習慣においても、長期間摂取による懸念は確認されなかった。算出した総摂取量は一日摂取許容量(ADI)の14.5~77.5%の範囲であった。食事経由の総摂取量に及ぼす当該作物2種の影響は、小きゅうりがADIの0.4% ( WHO Cluster diet B)、ズッキーニがADIの1.24% (フランスの幼児の食事)と非常に僅かである。提出された小きゅうりとズッキーニの残留試験データは、ベルギーにおけるGAPに対応するMRL は評価加盟国(EMS)が求めた2.0mg/kgよりも多い3.0mg/kgが然るべきであろうと示唆するものであった。当該3作物に対するボスカリドの意図された使用は、安全性がデータで十分に裏付けられ、消費者の健康に対するリスクは確認されなかったと結論した。
 この評価に基づき、当該成分のMRLの上方修正(小きゅうり及びズッキーニ0.2を3.0mg/kg)を提案した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Reasoned_Opinion/praper_ro_sr335_boscalid_en.pdf?ssbinary=true
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