食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03020730334
タイトル アイルランド食品安全庁(FSAI)、食用動物におけるクローニングに関する解説パンフレットを公表
資料日付 2009年11月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  アイルランド食品安全庁(FSAI)は11月4日、食用動物におけるクローニングに関する8ページの解説パンフレットを公表した。
 主要掲載項目は下記のとおり。
1. 食用動物におけるクローニング(序文)
 2. 動物クローニングの進化
 3. 有性生殖(繁殖)対クローニング
 4. 一卵性双生児はクローン種ではない 5. クローン動物は遺伝子組換え(GMO)種ではない
 6. 食糧生産におけるクローン動物の位置づけ
 現時点では、EUにおいてクローン動物もしくはその後代は、商業的食糧生産では使用されていない。しかし、世界の他の諸国における状況はあまり明確ではない。コストの影響及びクローン技術の低効率化率により、クローン動物自体よりも後代の方が食糧生産に使用される可能性がある。動物クローン技術は、幾つかの食用動物の品種改良法とみられており、短期・中期的には乳高収量生産牛及び優良食肉生産動物を含む可能性がある。 7. クローン動物由来食品の安全性
 クローン動物は、一般的に従来型の繁殖プログラムで使用され得るし、またかかる繁殖からの後代が将来食糧生産に使用される可能性がある。EUでは、全ての動物由来食品は、健康な動物だけが食糧生産に使用されることを徹底するという規則の対象となる。2008年に公表された欧州食品安全機関(EFSA)の報告書では、動物クローン技術の食品安全性、家畜衛生並びに福祉及び環境に対する影響について精査している。入手可能なデータが限られていたために、成分並びに栄養分、新規成分、毒性、アレルゲン性及び動物の健康状態を用いて牛及び豚由来食品の安全性についてのみ評価が行われた。EFSAは、入手可能なデータが限られており、一層の研究が必要であるとしているものの、従来の方法で繁殖させた対照種と比較し、健康なクローン動物或いはその後代由来の乳または肉の摂取に関連し追加されるリスクはないとの結論に達した。この意見は、同じく2008年に公表された牛、豚及び山羊に関する米国食品医薬品庁(FDA)の評価の結論と一致している。 8. クローン動物由来食品に関するEU規則
 9. 他の問題
 (1) 倫理及び動物福祉
 (2) 研究・開発
 10. 有用なリンク先
  パンフレットの全文は以下のURLから入手可能。
 http://www.fsai.ie/assets/0/86/204/b6bb0a35-dc8b-43c7-8c01-4491d86c0561.pdf
地域 欧州
国・地方 アイルランド
情報源(公的機関) アイルランド食品安全庁
情報源(報道) アイルランド食品安全庁
URL http://www.fsai.ie/news_centre/news/animal_cloning.html
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