食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03020480188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、動物におけるヒト新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス検出診断検査法を開発 |
資料日付 | 2009年11月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は11月3日付けプレスリリースで、ヒトのパンデミック・インフルエンザA(H1N1)2009ウイルスは動物に感染する懸念があるとして、豚や家きんのインフルエンザA(H1N1)2009ウイルス検出を目的とした(豚や家きんの従来型インフルエンザ・ウイルスと区別できる)特別診断検査法を開発した。 1. 新開発ウイルス検出ツール AFSSAは、ヒトの新型インフルエンザA(H1N1)2009ウイルスを、従来型の豚及び鶏インフルエンザ・ウイルスから変化したインフルエンザ・ウイルスと識別できる同定技術を開発した。このツールは全国の国家認証家畜診断研究所に配布される。 2. ヒトからの伝染 (1)豚 諸外国で報告されているように、養豚場でヒトから豚へA(H1N1)2009ウイルスが感染する可能性がある。また、A(H1N1)ウイルスに感染した豚からヒトに鼻水やエアゾル(くしゃみや咳)による経気感染する。 (2)家きん類 現在の知見では、一般的に、家きんのA(H1N1)2009ウイルスに対する感受性は非常に低いようである。七面鳥とウズラの2種は例外で、豚のような哺乳類と比べるとかなり低いが、ある程度の感受性を示している。 (3)感染豚の肉や加工食品からヒトへの感染 感染豚由来の肉や肉製品を摂取しても、生体内に存在したA(H1N1)2009ウイルスがヒトに感染するリスクは殆どないと考えている。 3. サーベイランス、バイオ・セキュリティー、ワクチン接種の勧告 AFSSAは豚のインフルエンザ・ウイルスに対する全国疫学サーベイランスネットワークの設置を勧告する。 また、養豚業者にはA(H1N1)2009ウイルスに対する特別バイオ・セキュリティー対策を講ずるよう提案することを勧告する。 最後に、AFSSAは養豚場作業員にA(H1N1)2009ウイルス感染予防策としてワクチン接種をするよう勧告する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/PRES2009CP019.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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