食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03010940106 |
タイトル | 米国食品安全検査局(FSIS)、牛挽肉に関する消費者向けファクトシートを更新 |
資料日付 | 2009年10月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国農務省の食品安全検査局(FSIS)は10月19日、牛挽肉に関する消費者向けファクトシート「牛挽肉と食品安全」を更新した。概要は以下のとおり。 1. 「ハンバーガー」と「牛挽肉」の違い ハンバーガーには牛脂肪を添加してもよいが、牛挽肉には添加できない。ともに牛脂肪の含有率は最大30%まで。これを超えるものはいずれも「不当表示」。 2. 牛挽肉の検査と等級付け 州を越えて取引・販売される製品は国レベルの検査が必須。FSISが連邦食用獣肉検査法に従い実施。州内で販売されるものは国レベルと同等以上の検査基準の適用が必須。等級付けは専ら肉質に応じてなされる。牛肉の格付けはUSDA Prime、Choice、Select、Standard、Commercial、Utility、Cutter、Cannerで、農務省の農業流通局(Agricultural Marketing Service)が設定している。企業がこの格付けに倣うか否かは任意。通常挽肉は格付けされない。 3. 挽肉やハンバーガーは牛肉のどの部位から加工? 4. 包装パックの「Sell-By」date(販売期限)とは? 小売業者向けの指針。国の義務づけではない。保存・取扱温度が適正であれば、日付は信頼できる。挽肉は購入後2日以内に加熱調理又は冷凍することが勧められる。 5. 挽肉パックの食品の安全な取扱いに関する表示(safe food handling label)とは? 生又は一部加熱調理した食肉・家きん肉パック全製品に表示。家庭での安全な保存、調理、取扱い方法を記載。 6. 挽肉パックの原産国表示とは? 食品安全上の表示ではないが、挽肉の原産国が分かるようにFSISが義務づけ。 7. 挽肉に潜んでいる細菌の種類、危険か? サルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌O157:H7、カンピロバクター、リステリア、黄色ブドウ球菌などがある。増殖温度の「危険ゾーン」は4.4℃~60℃。4.4℃よりも低温で保存し、2日以内に使い切るか冷凍するのがよい。挽肉の内部温度71℃以上で殺菌可能。 8. 挽肉の腸管出血性大腸菌O157:H7が特に要注意なのは? 通常の冷蔵・冷凍温度で生残し、食品中では6.7℃以上で徐々に増殖する。少量で発症し、特に子供は重篤・死亡に至る場合がある。完全に加熱すれば殺菌可能。 9. 表面に付着した細菌はほかの物に広がる? 広がる。交差汚染という。生肉の肉汁がサラダなどほかの料理に付着したり、調理器具を汚染することがある。 10.生挽肉購入時の選び方や取扱い方法 11.家庭での保存方法 12.挽肉解凍のコツ 13.生又は熱が完全に通っていない挽肉はあぶない? 14.そのような挽肉で病気になりやすい人は? 15.ハンバーガーは電子レンジで加熱すれば安全? 16.一部だけ熱を通した挽肉を時間が経ってから食べるのは安全? 17.食べ残しを冷蔵・冷凍して後で再加熱すれば安全? 18.挽肉の表面は赤く中がくすんでいる理由 19.加熱調理時に肉汁が出る理由 20.加熱調理時に肉が縮む理由 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品安全検査局(FSIS) |
情報源(報道) | 米国食品安全検査局(FSIS) |
URL | http://www.fsis.usda.gov/fact_sheets/Ground_Beef_and_Food_Safety/index.asp |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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