食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03001200105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、「2008会計年度動物用医薬品センター(CVM)報告書」を発表 |
資料日付 | 2009年10月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は10月15日、「2008会計年度動物用医薬品センター(CVM)報告書」を発表した(全66ページ)。年度中の目立った点として次の6項目が挙げられている。 1. 動物用医薬品センター(CVM)職員の表彰 2. 動物衛生のリテラシー向上キャンペーン 3. 動物用医薬品ユーザー料金プログラム 4. 遺伝子組換え(GE)動物に関するガイダンス 2008年9月、GE動物の規制に係るCVMの取組を明らかにするガイドライン(案)を発表し、GE動物生産者などの利害関係者が責任と義務を果たせるように概要を示した。GE動物の使用目的は、人や動物の医薬品、医療など用途が多様であるが、使用目的に拘わらずCVMはあらゆるGE動物の規制を担当し、GE動物由来物質についてはFDAの他の機関等の所掌となる。 5. 公衆衛生の改善に必要なクリティカルパス 年度中に他機関と連携しながら、次の4つのクリティカルパス研究を開始した。 (1) イヌやヒトにおけるin vivo/in vitro相関(IVIVC)を予測し、直ちに体内に放出される経口用量表を作成する。 (2) MDR-1遺伝子を持つイヌに毒性を示す物質を同定するためのin vivo法を開発すると共に、毒性試験実施のための代替動物モデルを開発する。 (3) 動物の肺炎モデルを用いて、気管支抗菌ペプチドの特性を明らかにし評価する。 (4) サルモネラ属菌の多様性について調査し、フードチェーンでの伝播態様に関する知見を深め、検出等に用いる迅速対応手段の開発に資する。 6. BSE飼料規則の施行:成功への10年 飼料規制規則の施行から10年が経過した。初年度の1998年には2 ,600社(レンダリング会社の50%、全飼料メーカーの15%)以上を視察したが、その内の15~50%は規則不適合であった。2003年末までに6 ,600社を超えるレンダリング、蛋白配合、飼料製造全企業の視察を完了し、公的な措置を要する違反は1%に満たなかったが、根絶を期し、警告状7通を送付、製品14件を回収した。 2008年度には7 ,500件の視察を行い、重大な違反は皆無であった。10年間に視察した施設は24 ,000ヶ所、件数は66 ,000件となった。10年前に設定した100%コンプライアンスの目標が、現在達成されたか否かを判定するすべはないが、近年の視察結果と国内で飼料関連のBSE症例が発生していないことから、飼料規制コンプライアンスは効果的に達成されたとみられる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/AboutFDA/CentersOffices/CVM/ucm185152.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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