食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03000580104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、シガ毒素産生大腸菌感染症診断のための提言を臨床検査機関向けに発表
資料日付 2009年10月16日
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分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は、シガ毒素産生大腸菌(STEC)感染症診断のための提言を臨床検査機関向けに発表した(全17ページ)。概要は以下のとおり。
 STECは米国における細菌性腸管感染症の主要原因である。適切な早期治療を行えば、腎障害などの深刻な合併症リスクを抑え、患者の転帰を全般的に改善できるため、迅速な診断が肝要である。また、集団感染発生時に時機を失せず効果的に対応し、対策を講じ、疫学的傾向を見守るためには、臨床検査機関がSTEC菌株を迅速に同定し、新興・再興血清型を検出することが不可欠である。
 臨床検査機関によるSTEC感染症の同定に関するガイドラインは2006年に発表されている。本報告書では、臨床検査機関によるSTEC検査について、包括的かつ詳細な提言が与えられている。例えば、急性市中感染型下痢症の患者から提出されたルーチン検査用の糞便は、性別・季節・血便の有無に拘わらず、すべて培養して E. coli O157:H7(O157 STEC)を検出すると同時に、非O157 STECを検出するためのシガ毒素検出検査を行うといった提言が含まれている。また、試料の選定、取扱い及び輸送、STEC検出のための培養・非培養試験の精査、並びに感染患者の管理に関する臨床上の考察及び提言も含まれている。診断精度を向上させることにより、診断と治療が迅速化され、地域社会でのSTECの集団感染をさらに検出できるようになる。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/rr5812a1.htm
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