食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03000210149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分クロフェンテジンのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2009年7月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月20日、農薬有効成分クロフェンテジン(Clofentezine)のリスク評価のピアレビューの結論(2009年6月4日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 仁果類、核果類、ぶどう及びいちご等に適用するダニ駆除剤としての代表的用途に対する評価に基づき結論を出した。
2. ラットを用いた長期毒性試験における適切な無毒性量(NOAEL)は2mg/kg体重/日である。当該ラット2年間試験で得たNOAELを根拠に、安全係数100で、一日摂取許容量(ADI)を0.02mg /kg体重/日に設定した。当該成分の総合的な毒性を検討し、急性参照用量(ARfD)を設定しなかった。
3. りんご、レモン、もも及びぶどうの果樹類についてのみ、クロフェンテジンの代謝を調べた。親化合物のクロフェンテジンは総残留放射能(TRR)の55%~87%を占める主要化合物であることが示された。代謝経路はテトラジン環が開裂して、2-クロロベンゾニトリル(2-chlorobenzonitrile)(AE F023666)を生成し、さらに酸化して2-クロロベンズアミド(2-chlorobenzamide) (AE F092117)、 2-クロロベンジルアルコール(2-chlorobenzyl alcohol)及び2-クロロ安息香酸(2-chlorobenzoic acid) (AE C500233
, NC233)になる。親化合物の開裂に起因する代謝物がラットの代謝に認められなかったため、この分解経路は植物に特有のものである。これらの試験を根拠として、モニタリングのための植物の残留物定義は親化合物のみに限定された。しかし、リスク評価のための残留物定義には代謝物の2-クロロベンゾニトリルを含めておき、当該代謝物の毒性及び毒性学的重要性に関する追加情報を待つことが専門家の意見であった。
4. 露地栽培のいちごの代謝試験は、残留基準値(MRL)を提案するに十分であった。他の作物については、典型的な農業生産工程管理(GAP)に対して50%を超える散布量で代謝試験が主に行なわれたため、残留物データベースは妥当性に欠け、不完全と考えられた。厳格なGAPで設定された新たな残留データがプラム、ぶどう及びりんごについて求められた。クロフェンテジンの残留物は、水分含量が高い基質において2年間にわたり安定して存在していたことが示された。露地栽培のみのいちごに対するMRLとして2mg/kgが提案された。代表的用途に起因して、動物由来製品中に定量限界を超える残留物(クロフェンテジン+ヒドロキシ代謝物)は予見されない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr269_clofentezine_en.pdf?ssbinary=true

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