食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03000140149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物ラウロイルアルギニンエチルに係る新たな知見の評価に関する声明を公表
資料日付 2009年10月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月13日、食品添加物ラウロイルアルギニンエチル(ethyl lauroyl arginate) (訳注:抗菌剤)について提供された新たな知見の評価に関する声明(2009年9月24日採択)を公表した。欧州委員会の諮問によるもので、概要は以下のとおり。
1. EFSAの科学パネル(ANSパネル)は、(1)当該添加物について当初提出され、AFCパネル(訳注:ANSパネルの前身)の意見書で検討された内容と比較して、当該新知見に新たな科学的根拠があるかどうかの判断、並びに、(2) AFCパネルの意見書で示された懸念及び不確実性に当該追加知見がどの程度対応しているかの評価を要請された。
2. ANSパネルは、当該添加物の一連の毒性試験から得た白血球のデータに関する3人の専門家による各意見書について検討した。各意見書では、血液学的所見(訳注:AFCパネルの意見書で指摘された白血球数減少の所見)は毒性学的に有意ではないとそれぞれ結論づけている。
3. 提供された当該新知見はラウロイルアルギニンエチルについて申請者が提出した当初の試験結果を再検証した3人の個別専門家による意見を表明したものであり、新たな科学的根拠はないとANSパネルは結論づける。白血球数の変化に関する反応機構の科学的根拠は示されておらず、したがって当該新知見はAFCパネルの意見書で示された懸念及び不確実性に対処したものではないとANSパネルは結論づける。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.22/2009(2009.10.21)
p25-26
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200922.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Statement/ans_ej1333_Ethyl_lauroyl_arginate_st_en.pdf?ssbinary=true
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