食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02980530322
タイトル スイス連邦保健局(BAG)、遺伝子組換え亜麻仁FP967に関するQ&Aを公表
資料日付 2009年9月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スイス連邦保健局(BAG)は9月17日、遺伝子組換え亜麻仁FP967が混入した原料がスイスにも出荷されていたとの報告を受け、FP967に関するQ&Aを公表した。概要は以下のとおり。
Q1. 亜麻FP967とは何か?
A1. 除草剤(スルホニル尿素)耐性の遺伝子組換え亜麻である。1980年代にカナダのサスカチェワン大学作物開発センター(CDC)が開発した(品種名:CDC Triffid)。カナダで1996年に栽培が認可され、1998年には食品として認可された。しかし2001年に、ヨーロッパに市場がないとの理由で栽培認可が取り消された。
Q2. 亜麻仁FP967は健康に有害なのか?
A2. 現在の知見では微量のPF967に健康リスクは示唆されない。
Q3. 食品中のFP967は検出できるのか?
A3. 1000分の1という混入まで検出可能である。
Q4. 食品からどのようにFP967が発見されたのか?
A4. EU緊急警報システム(RASFF/9月8日付)で、カナダからドイツに輸入された亜麻仁からFP967が検出された旨公表された。9月10日にはドイツ・バーデン・ビュルテンベルク州食品検査当局が、亜麻仁41サンプル中16サンプルからFP967が検出された旨公表した。
Q5. スイスにもFP967は入っているのか?
A5. 9月15日付RASFFで、FP967が混入した原料がドイツ以外の欧州諸国(スイスを含む)にも出荷されていた旨公表された。
Q6. スイス当局は何を実施しているのか?
A6. サンプルを採取し分析中である。
Q7. FP967が検出されたらどうされるのか?
A7. FP967は食品として認可されていないため回収される。
 9月15日付RASFFは以下のURLから入手可能。
https://webgate.ec.europa.eu/rasff-window/portal/index.cfm?event=notificationDetail&NOTIF_REFERENCE=2009.1208

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.20/2009(2009.09.24)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200920.pdf
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦保健局(BAG)
情報源(報道) スイス連邦保健局(BAG)
URL http://www.bag.admin.ch/themen/lebensmittel/04857/index.html?lang=de&download=M3wBUQCu/8ulmKDu36WenojQ1NTTjaXZnqWfVpzLhmfhnapmmc7Zi6rZnqCkkId8g317bKbXrZ2lhtTN34al3p6YrY7P1oah162apo3X1cjYh2+hoJVn6w==
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