食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02980510149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えとうもろこし種子及び大豆、並びに、動物由来製品中のグリホサートの残留物定義の変更に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2009年9月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月10日、遺伝子組換え(GM)とうもろこし種子及び大豆、並びに、動物由来製品中のグリホサート(Glyphosate)の残留物定義の変更に関する理由を付した意見書(2009年9月9日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 有効成分グリホサートの報告担当加盟国としてドイツが、新品種の米国産GM大豆及びとうもろこしのリスク評価のための残留物定義の変更に関する申請を受けた。
2. N-アセチル基転移酵素(GAT)遺伝子を含有するGM大豆及びGMとうもろこしの代謝試験によって、従来品種及び改変5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸合成酵素(EPSPS)遺伝子を含有するグリホサート耐性作物には見られない新しい代謝物が(訳注:当該GM作物中で)生成されることが立証された。当該新品種のとうもろこし及び大豆中に含まれる主要な代謝物はN-アセチルグリホサートである。親化合物のグリホサート、N-アセチル-アミノメチルホスホン酸(N-acetyl-AMPA)及びアミノメチルホスホン酸(AMPA) がいずれも低濃度で当該作物の可食部から検出された。N-アセチルグリホサート及びN-acetyl-AMPAの毒性学的評価によって、これらの代謝物に対する毒性学的懸念は親化合物より高くないことが判明した。グリホサートに設定された一日摂取許容量(ADI)を、これらの代謝物暴露に関連した長期間の消費者リスクの評価に適用しても差し支えない。
3. 大豆及びとうもろこしを含む全植物性食品、並びに、動物由来の全食品中におけるリスク評価のための残留物定義を、グリホサートとグリホサートとして計算するN-アセチルグリホサート、AMPA及びN-acetyl-AMPAの総量に変更することをEFSAは提案する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Reasoned_Opinion/praper_ro_ej_1310_glyphosate_soybean_maize_en.pdf?ssbinary=true
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