食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02960430314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) 、第3回「日用品」委員会(2009年4月23日開催)の議事録を公表 |
資料日付 | 2009年8月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) は、第3回「日用品」委員会(2009年4月23日開催)の議事録(同日付/14ページ)を公表した。食品に係わる主な議題及びその概要は以下のとおり。 1. スルホサクシネートの溶出指針値 EFSAの評価を考慮してBfRが提案した溶出指針値を勧告XVIに適用するよう勧告。 2. 印刷インクからの溶出物(4‐メチルベンゾフェノン) ドイツには食品包材用の印刷インクを規制する法律もBfRの勧告もないため、早急に当該法規を制定する必要がある。そのためには溶出に関する研究や遺伝毒性試験が必要である。 3. 紙委員会(2009年4月2日開催)の報告 (1)フタル酸ジイソブチル(DiBP):紙製食品包材中のDiBPは、業界の自主規制により減少傾向にある。 (2)マレイン酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHM):紙製包材及び紙パック入り食品のDEHMの汚染は、現在の知見では、紙の加工に使用される接着剤に起因する。当該接着剤は乳化剤としてDi-(2-ethylhexyl)sulfosuccinateを含むが、Di-(2-ethylhexyl)sulfosuccinateは合成過程でDEHMに汚染される。 4. 毒性学委員会(2009年4月22日開催)の報告 (1)ビスフェノールA BfRが参加したビスフェノールAに関する国際ワークショップ(環境庁が2009年3月30日~31日にベルリンで開催)について報告があった。そこでは特にEFSAの評価とその根拠となった多世代試験(Tyl et al. 2002 , 2008)について著者と議論された。毒性学委員会が議論の根拠としているMyersらの論評(Myers et al. , 2009 , Environmental Health Perspective 117 , 309-315)についても議論された。 ビスフェノールAの毒性評価との関連で、Merceaの最新の研究(Mercea , P. (2009): Physicochemical Processes Involved in Migration of Bisphenol A from Polycarbonate. Journal of Applied Polymer Science. Vol. 112 , 579?593)について言及があった。当該論文は、ビスフェノールAがポリカーボネート製品から溶出するプロセスに関するものである。Merceaは、ビスフェノールAの溶出は主に加水分解によるものであり、プラスチックからの拡散はあまり重要でないと結論している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/207/3_sitzung_der_bfr_kommission_fuer_bedarfsgegenstaende.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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