食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02950650188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、反すう動物遺伝子を保有するAspergillus niger variety Awamori のキモシンをチーズ及びその他の凝固乳製品に使用することの許可申請について意見書を提出
資料日付 2009年7月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、反すう動物遺伝子を保有するAspergillus niger variety Awamoriのキモシンを (原産地名称が付いたチーズを除く)チーズ及びその他の凝固乳製品に使用することの許可申請について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け2009年5月22日付で意見書を提出した。
 Aspergillus niger variety Awamoriは病原性がない微生物で、長年にわたって食品用酵素製剤の製造に使用されている。
 反すう動物の胃の組織から前駆物質プロキモシンをコードする遺伝子配列を分離し、宿主のゲノムに組込んでいる。なお、改変遺伝子の選択に抗生物質耐性遺伝子は使用していない。酵素製剤生産株は遺伝子組換えAspergillus niger variety Awamori CHCC10311株である。
 ラットの90日間亜慢性毒性試験からNOAELを24.2mg/kg体重/日と設定した。
 In vitro変異原性試験
,染色体異常試験で異常所見はない。
 90日間ラット亜慢性毒性試験から設定したNOAELを推定一日摂取量で除した安全マージンは成人男性で34
,500となる。
 AFSSAは、反すう動物の遺伝子を保有するAspergillus niger variety Awamori CHCC10311株のキモシンをチーズ(原産地名称が付いたチーズを除く)及びその他の凝固乳製品に使用した場合に、下記の点に関するデータが不足また不正確なため申請者が許可申請書に提示した使用条件では消費者の健康リスクがないことを保証できないと考える:
-生産プロセスの明細が提出されていない(培地、プロセスなど)
-生産株の系統
-酵素製剤の別々の数ロットについて実施した2006年10月19日付省令に定める化学的及び生物学的純度基準分析
-酵素の配列と既知のアレルゲン物質及び毒素の配列との配列相同性検査
 よって、AFSSAはこの申請に否定的意見を付す。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2009sa0020.pdf
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