食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02950560343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、2008年届出集団食中毒データを公表 |
資料日付 | 2009年8月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は、2008年に届出のあった集団食中毒データを2009年8月7日付けで公表した。 2008年のフランスにおける集団食中毒届出数は1 ,085件で、2007年の1 ,095件とほぼ同じレベルであった (食品総局(DGAL)の情報システム障害のために、未だデータベースに登録されていないものもある。よってこの報告書は暫定報告である)。2005年の600件強に比べ、2006年からは急激な増加傾向にある。 病原体別では、原因病原体が確定したもので多い順にサルモネラ属菌30.2%、黄色ブドウ球菌18.8%、ウイルス17.7%、セレウス菌12.2%、ウェルシュ菌11.9%であった。ヒスタミン中毒症も3.1%あった。 月別では暑い夏季の6月?9月に多く、主な原因菌はサルモネラ属菌であった。但し、2008年は例年と異なり、寒い冬季の2月に食中毒のピークがあった。その原因はサルモネラ属菌に汚染されたサラミソーセージ食中毒事件で、2月のサルモネラ属菌食中毒の45%を占めた。また、2008年冬季には食用貝の喫食によるエンテロウイルス食中毒も増加した。 食中毒の発生場所別・病原体別では、サルモネラ属菌は家庭(71%)で、ウェルシュ菌は企業や施設の食堂で、黄色ブドウ球菌は学校給食と家庭で、ウイルスは学校給食で多かった。 原因食品別では、多い順に魚介類、卵と卵製品、肉であった。 食中毒発生を助長する環境因子としては、食中毒発生場所を問わず、食品コールドチェーンの管理不備が挙げられる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/surveillance/tiac/donnees_2008/tiac_donnees_2008.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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