食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02940360149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分チアクロプリドの春レタス、セルリー及びフェンネルに対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2009年6月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分チアクロプリドの春レタス、セルリー及びフェンネルに対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書を公表
 欧州食品安全機関(EFSA)は6月12日、農薬有効成分チアクロプリドの春レタス、セルリー及びフェンネルに対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(6月10日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
 実施した作物残留試験において、ベルギーでGAPを基にチアクロプリドを使用した場合、既存MRLの修正の必要性が示唆された。セロリ及びフェンネルのMRLに関しては、夏における屋内栽培及び屋外栽培については、0.5mg/kgのMRLを設定出来るが、冬における屋内栽培についてはこのMRLを超える恐れがあり、急性消費者摂取懸念の可能性がある。
 EFSAは春レタス、セロリ及びフェンネルに関して、当該成分の既存MRL、春レタス、セロリ及びフェンネルについて算出したSTMR値及び既に意見書で報告されたリーキとspring onionsに対する当該成分のMRLに基づき、慢性消費者リスクを評価した。慢性食事摂取量の試算では、欧州のいずれの食事習慣においても、消費者の摂取に懸念は確認されなかった。急性摂取量の算出には、対象作物3種に申請された当該成分の使用から得た最大残留値を用いた。春レタス、セロリ及びフェンネルの当該成分の適用は、消費者の摂取リスクを引き起こさないと結論した。
 提案された修正MRLでは、以下のとおり。
1.春レタス(2.0mg/kg→5.0mg/kg)
2.セロリ(0.3mg/kg→0.5mg/kg)及びフェンネル(0.02mg/kg→0.5mg/kg)。
 ただし、冬における屋内栽培については、別途EMSベルギーによるリスク管理措置が必要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Reasoned_Opinion/praper_ro_sr307_thiacloprid_en.pdf?ssbinary=true
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