食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02940350149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分アイオキシニルの動物由来食品数種に対する残留基準値(MRL)修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2009年6月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月3日、農薬有効成分アイオキシニルの動物由来食品数種に対する残留基準値(MRL)修正に関する理由を付した意見書(5月12日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
 ライ麦及びライ小麦に当該成分の適用を認めるために、動物由来食品に対する当該成分のMRLの上方修正が申請された。
 実施した作物残留試験において、新たな穀類における既存MRLの変更の必要性がないことが示唆された。授乳中の乳牛への給餌試験を実施した。EFSAは、計算による動物へのアイオキシニルの給餌負荷及び給餌試験による結果を考慮した結果、計算によって得られた摂取による最大の負荷量の方が、給餌試験による最も低い負荷量よりも低いため、既存の乳におけるMRL0.01mg/kgが適切であることが確認されたとした。
 当該成分の既存MRL、並びに、反すう動物の食肉、脂肪、腎臓及び肝臓について算出したSTMR値及び最大残留値に基づき、消費者リスクを評価した。ライ麦及びライ小麦への当該成分の適用は、消費者の摂取リスクを引き起こさないと結論した。同様に当該成分の以下のようなMRL修正では消費者の摂取の懸念はないとした。
 牛、山羊、めん羊の食肉(0.05mg/kg→0.5mg/kg)、牛、山羊、めん羊の脂肪(0.05mg/kg→1.5mg/kg)、牛、山羊、めん羊の肝臓(0.05mg/kg→1.0mg/kg)、牛、山羊、めん羊の腎臓(0.05mg/kg→2.5mg/kg)。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Reasoned_Opinion/praper_ro_sr288_ioxynil_en.pdf?ssbinary=true
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