食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02930520330 |
タイトル | 英国健康保護局(HPA)、殻付ナッツのサルモネラ属菌及びE. coli汚染に関する調査結果を公表 |
資料日付 | 2009年7月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は、地方自治体規制業務調整機関(Local Authroties Co-ordinators of Regulatory Services: LACORS)との協力で実施した殻付ナッツのサルモネラ属菌及びE.coli汚染に関する調査結果を公表した。 本調査は、2008年10月から2009年3月までの期間にスーパーマーケットや健康食品店などの小売店で販売されているブラジルナッツ、カシューナッツ及びピーナッツを含むナッツ製品のサンプル2 ,866点を無作為に採取し、サルモネラ属菌並びにE.coliの汚染状況について検査したものである。その概要は以下のとおり。 1. 検査の結果、対象ナッツサンプルの99%は微生物項目において満足すべき或いは許容出来る品質であった。しかしながら、サルモネラ属菌及びE.coliがそれぞれサンプルの0.1%並びに0.8%から検出された。 2. ブラジルナッツの包装前サンプル2点(0.4%)からS. Senftenberg並びにS. Tennesseeが検出された。また、アーモンド、ブラジル、カシュー、ピーナッツ及びクルミのミックス・ナッツの包装前サンプル1点(0.9%)からS. Anatumが検出された。サルモネラ属菌の汚染度は、<0.01 - 0.23/gであった。食用ナッツのサルモネラ属菌汚染は許容出来ないために、直ちに英国食品規準庁(FSA)に対し報告され、本格的な調査が実施された。 3. ブラジルナッツの包装前サンプル1点(0.2%)にE.coliが許容できない汚染度(150/g)で検出された。さらに、E.coliは、ブラジルナッツ(1.9%)、マカダミア(1.5%)、ピスタチオ(1.1%)、クルミ(0.7%)、ピーナッツ(0.7%)、ヘーゼルナッツ(0.5%)、カシューナッツ(0.4%)及びアーモンド(0.3%)でも低い汚染度(3.6 - 43/g)で検出された。E.coliの汚染レベルとサルモネラ属菌との相関関係はなかった。 4. これらの製品における微生物汚染の防止は、生産、加工処理、流通の全過程に関わる適正農業、製造並びに貯蔵規範またハザード分析及びHACCPの適用にかかっている。 調査結果の全文(PDF 17ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.hpa.org.uk/web/HPAwebFile/HPAweb_C/1246345138461 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No. 15/2009 (2009. 07.15) http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200915.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康保護局(HPA) |
情報源(報道) | 英国健康保護局(HPA) |
URL | http://www.hpa.org.uk/hpr/archives/2009/news2609.htm#lacors |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。