食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02930160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ルフェヌロンのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2009年6月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月22日、農薬有効成分ルフェヌロン(Lufenuron)のリスク評価のピアレビューの結論(2008年9月30日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 申請されたぶどう及びトマトに適用する殺虫剤としての代表的用途の評価に基づき結論を出した。
2. ルフェヌロンは、脂肪に生体内蓄積する可能性があり、全身における生物学的利用率は70%で、代謝は非常に低い。
3.複数の動物における短期経口投与試験では、神経毒性の臨床徴候と肝臓の変化が観察されている。
4.入手可能な試験において、変異原生又は発がん性は検知されていない。
5.イヌを用いた2回目の1年間試験において7mg/kg体重/日で認められた肝臓の変化(重量の増加及び細胞肥大の発生)に基づき、総体的な無毒性量(NOAEL)を1.5mg/kg体重/日に設定した。これを安全係数100で除し、一日摂取許容量(ADI)を0.015mg/kg体重/日に設定した。急性参照用量(ARfD)の設定は不要とされた。
6. 残留基準値案として、ぶどう(1mg/kg)及びトマト(0.3mg/kg)を提案した。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.15/2009(2009.07.15)

http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200915.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr189_lufenuron_en_final
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