食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02920680149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、サプリメントに添加するピコリン酸クロム、ピコリン酸亜鉛、ピコリン酸亜鉛二水和物に関する科学的意見書を公表
資料日付 2009年6月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月22日、サプリメントに添加するピコリン酸クロム、ピコリン酸亜鉛及びピコリン酸亜鉛二水和物に関する科学的意見書(6月4日採択)を公表した。欧州委員会の諮問を受けたもので、概要は以下のとおり。
1. 科学パネル(ANS)は、サプリメント成分のクロム源及び亜鉛源として添加するピコリン酸クロム(無水)、ピコリン酸亜鉛及びピコリン酸亜鉛二水和物の安全性、並びに、当該3物質由来のクロム及び亜鉛の生物学的利用能に関する科学的意見を求められた。
2. 利用できる限られた毒性学的データベースに基づくと、亜鉛源として予測されるピコリン酸亜鉛及びピコリン酸亜鉛二水和物の使用及び使用濃度は、栄養目的でサプリメントに添加する場合において亜鉛の許容上限摂取量を超えない限り、安全性の懸念はないと当該パネルは結論づけた。
3. 当該パネルは、また、クロム源としてのピコリン酸クロム(三価クロム)の使用に、クロム補給量がWHO設定の上限値250μg/日を超えないことを前提に、安全性の懸念はないと結論づけた。
4. 三価クロムの最近の再調査と評価によって遺伝毒性試験の矛盾する結果が指摘され、三価クロムの確定的な安全性評価における遺伝毒性問題に関して見解と結論が分かれていることについて当該パネルは言及した。こうした状況下では、最近の再調査と評価に照らし、三価クロムの安全性を再評価する必要があるかもしれないとの認識を示した。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.14/2009(2009.07.01)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200914.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/ans_ej1113_Chromium%20picolinate_op_en.pdf?ssbinary=true
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