食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02910170149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分テブフェンピラドのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2009年3月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月30日、農薬有効成分テブフェンピラドのリスク評価のピアレビューに関する結論 (100ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1.哺乳動物における毒性は、多くの試験を用いて評価した。 2.テブフェンピラドはほぼ完全に、しかし、ゆっくりと吸収され、広く体内に分布する。ヒトの体内に蓄積する可能性はない。ゆっくりとだが、完全に排出され、早急かつ完全に代謝される。 3.テブフェンピラドは中程度の経口及び吸入毒性を示すが、経皮経路による毒性は低い。眼及び皮膚への刺激性はないが、感作性を示すため、Xn;R20:「吸入で有害」及びXn;R22:「有害「飲み込むと有害」及びR43「有害:皮膚接触により感作を生じる可能性がある」への分類が提案されている。 4.短期試験において、全ての試験動物において(ラット、マウス及び犬等)体重及び食事摂取量への影響が観察された。ラット及びマウスにおける標的器官は、肝臓であるのに対し、犬に関しては、胃腸管への影響及び病変が観察された。対応する無毒性量(NOAEL)は、0.7 mg/kg 体重/日(ラット)、2 mg/kg 体重/日(犬)となった。テブフェンピラドには遺伝毒性はないが、マウスにおける18ヶ月及び2年間の長期試験結果が報告されている。 ラットによる試験における体重及び摂食量の減少、赤血球因子の変動及び肝臓への影響を基に、全身に対するNOAELは、0.8 mg/kg 体重/日(ラット)となった。 5.テブフェンピラドのADI及び許容作業者暴露量(AOEL)を、ラットにおける慢性毒性試験及び90日間試験によって得られたNOAEL (0.7及び0.8 mg/kg 体重/日)に安全係数100を用いて、0.01 mg/kg 体重/日とし、急性参照用量(ARfD)を、犬における亜慢性試験のNOAEL (2 mg/kg 体重/日)に安全係数100を用いて0.02 mg/kg 体重/日と設定した。 6.仁果類に対する残留基準値(MRL)を0.2mg/kgに設定した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr192_tebufenpyrad_en_final ,0.pdf?ssbinary=true |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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