食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02910040188 |
| タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、チアメトキサム系殺虫剤「クルーザー」の飛散とミツバチの大量死との関連性についての意見書 |
| 資料日付 | 2009年6月15日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、チアメトキサムを被覆したとうもろこし種子の使用中止、保有禁止に関する改正省令案について食品総局(DGAL)から諮問を受け2009年5月5日付けで意見書を提出した。 チアメトキサムを主成分とする殺虫剤「クルーザー」をとうもろこしの播種時に使用することについては2008年1月4日付で1年間暫定認可され、更に2009年も使用できるよう1年間更新延長されている。 2009年3月と4月にシャラント・マリティーム県及びヴァンデ県(両県ともフランス中部の西側で大西洋に面している)でチアメトキサム被覆とうもろこし種子の播種に伴うチアメトキサム粉塵拡散を原因とするミツバチの大量死が届出されたことを受けて、農業・水産省はクルーザー被覆種子の使用中止及びその保有の禁止を考え、本改正省令案を起案した。 シャラント・マリティーム県のミツバチ暴露データはチアメトキサム12.3μg/kg (1.23 ng/ハチ1匹)及びクロチアニジン7.48μg/kg (0.75 ng/ハチ1匹)であった。チアメトキサムの経口半数致死量(LD50)は5 ng/ハチ1匹及び接触LD50は24 ng/ハチ1匹で、暴露値はLD50を下回っている。クロチアニジンの経口LD50は4.79 ng/ハチ1匹及び接触LD50は44 ng/ハチ1匹で、暴露値はLD50を下回っている。 但し、チアメトキサムは分解するとクロチアニジンになるので、チアメトキサムとクロチアニジンをチアメトキサム等量に換算するとミツバチの当初チアメトキサム暴露量は2.1 ng/ハチ1匹となり、この濃度であればミツバチの一部(一群で1 ,000匹程度)は死ぬことの説明がつく。 とうもろこし栽培農家は、ミツバチ巣箱から道路とサンザシの生垣を超えたすぐ近くで播種機のホッパーに種を補充し、補充の時に種の袋から粉塵が舞い上がっていたと報告している。指摘の生垣のサンザシ及び桜草の花からはそれぞれ0.188mg/kg及び0.084mg/kgの有効成分チアメトキサムが検出された。(播種機には飛散防止装置が取付けられており播種機からの飛散は少ない。) この播種機への種の補充作業でチアメトキサムが飛散したことがミツバチの大量死を招いたという仮説が立てられる。 ヴァンデ県のミツバチ暴露データはチアメトキサム15 μg/kg (1.5 ng/ハチ1匹)及びクロチアニジン4.94μg/kg (0.494 ng/ハチ1匹)で、暴露値はLD50を下回っている。 このケースでは播種機に飛散防止装置が装備されていたが取付け方が不適切で、種子皮膜のクルーザが飛散したと考えられる。 AFSSAは、これ等は農作業に問題があり、AFSSAが行ったチアメトキサム(クルーザー製剤)のリスク評価の結論を変更するような事実はないと結論している。 よって、本政省令案に規定の措置を勧告するものではないとしている。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| URL | http://www.afssa.fr/Documents/DIVE2009sa0116.pdf |
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