食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02901220160
タイトル 英国食品規準庁(FSA)、2008年の食品事件年次報告書を公表
資料日付 2009年5月28日
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概要(記事)  英国食品規準庁(FSA)は5月28日、2008年の食品事件年次報告書を公表した。その概要は下記のとおり。
 2008年、FSAは、1
,298件の食品事件について調査を行い、食品安全について消費者の利益を保護し、基準を維持するために必要な対策を取った。これらの事件の中には、中国産乳製品中のメラミン混入やアイルランド産豚肉のダイオキシン汚染など14件の大きな問題が含まれていた。これに対し、FSAは食品安全の助言を提供するために国内の他の政府機関や国際機関との協力の下に対応した。
 2008年における事件の主要な分類としては、自然化学物質汚染 (マイコトキシン、藻類毒素及びその他)が18%、環境的汚染 (火災、流出及び漏洩) が14%、微生物学的事件が14%、また農場における汚染事件が11%となっている。
 2008年にFSAが取った措置としては、59件のアレルギー注意喚起を含む149件の注意喚起を出した。
 食品安全事件の件数及び影響を軽減するために、FSAは2008年に事件防止戦略を発表した。この戦略は、フードチェーンに対する新興リスクを探知するために情報収集と水平走査(horizon scanning)に重点が置かれている。事件の根源を突き止め、事件の防止事業促進に向けた最善の実践ガイダンスを作成するために業界との協力作業が継続される。
 事件の通知手続き簡素化の一環として、昨年7月に地方自治体のためにオンラインの事件通知書式が開設された。また10月にはFSAのウエブサイト上に新たに食品事件欄が設けられた。
 年次報告書の全文(PDF 80ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/incidents08.pdf

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No. 12/2009 (2009. 06.03)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200912.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2009/may/incidents
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